【2014年1月28日】のアーカイブ

梅文中.jpg

 少しばかり寒も緩み、皇居東御苑では梅の香が漂っています。先日は日本三名園のひとつ「偕楽園」の梅をご案内しましたが、今回はお膝元の東御苑梅林坂の梅です。そろそろ観梅の方やカメラマンで賑わう季節になりました。

 竹橋駅近くの平河門からの方が近いのですが、大手門(旧江戸城正門)から入園した場合は10~15分ほど歩いた場所にあります。その名の通り、坂道付近にある梅林で、ドッシリとした石垣の印象が強い感じです。規模はさほど大きくはありませんが、坂の下でみたり、坂の上から見下ろしたりといった見方ができます。

 徳川家康が江戸に入る以前の1478(文明10)年に、太田道灌が菅原道真公を祀り、梅樹数百株を植えたといわれています。

 梅文中②.jpg『東亰市史稿・皇城篇』には「権現さま 小田原表より御城に御移り遊ばされ候節......小坂の上に梅の木数多植廻し 其内に宮立両社これあるを御覧遊ばされ 道灌は歌人ゆへ天神社を建置きたると仰せにて残る一社の額を御覧遊ばされ候......御普請の節 北の丸にこれあり候様にと仰せつけられ 右両社の跡 梅の木あまたこれあり 今以て梅林坂と申しふれ候なり」と書かれています。徳川の本丸造営にあたり、道真公祀は麹町の平河町に移され、今の平河天満宮になりました。また梅林坂には山王権現神社もあったといわれ、現在は永田町にある山王日枝神社になっています。梅林坂の石垣の上には大きなハゼノキがあり、後ろにあるエノキやマツと秋には赤・黄・緑の見事なコントラストを楽しむことができます。  

 1968(昭和43)年東御苑公開にあたり白梅が植えられて整備されました。現在は、紅梅も加わり、約50本が植えられています。

 この日も花の蜜を目当てにメジロが忙しく飛び回っていました。メジロ.jpg残念ながらコンパクトデジカメすら用意していなかったので、スマホで撮影。メジロのスピードに追い付けずに木の又に停まったところを捕えて、この構図のままアップにしたかったのですがとても間に合わずにカシャ。パソコンでトリミングしてアップしましたが、さすがにボケボケで、ゴメンナサイ。

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