【2023年11月】のアーカイブ

 紅葉の季節を迎え、皇居・乾通りの一般公開がこの週末から始まり、初日は1万人を超える人たちが色づいた木々を愛でました。週明けの27日は寒気が緩んだこともあり、朝から多くの人たちが訪れていました。公開は12月3日までです。

 乾通りは2014年4月、上皇さまの傘寿(80歳)を記念して初めて一般に公開しました。毎年春と秋に実施していましたが、20年春からコロナ禍で中止が続いた後、22年秋から復活しました。

 入場者は東京駅寄りの坂下門から入り、北の丸公園方面の乾門までの約750メートルを一方通行で進みます。乾通り沿いのイロハモミジやトウカエデなどが色づいているものの、秋に入ってから暖かい日が続いたため、紅葉のピークはこれからといった風情でした。

 日本・ペルー両国の外交関係樹立150周年を記念した展覧会「アンデスのツボ―器で旅する北ペルー―」(天理大学附属天理参考館主催)が12月2日まで、千代田区神田錦町1の東京天理ビル9階「天理ギャラリー」で開かれています。会期末まで、あと10日。古代の息吹に一度、触れてみては。

 ペルーを中心とする中央アンデス地帯では古代文化が栄え、各地で多種多様な土器が誕生しました。19世紀後半以降、考古学的価値の評価が高まった結果、贋作づくりが盛んになりました。本展はペルー北部地域の土器資料の真作と贋作を展示するというユニークな試みで、動物や果物を模した土器や、贋作など天理参考館(奈良県)所蔵の約60点が並びます。

 同館は「インカ帝国のイメージが先行する中央アンデス地帯ですが、本展を通じて多様な文化の存在と現代ペルー社会に生きる人々のたくましさを感じていただければ」と説明しています。

 開館は午前9時半~午後5時半で、日曜は休館。入場料は600円、高校生以下は無料。

 カラフルな和傘に、艶やかな提灯が誘います――。京都の人気菓子やグルメを集めた「京都物産展」が13日、パレスサイドビル1階の正面玄関わきのフリースペースで始まりました。ビルでは初開催となる京都物産展は週末を除いて今月22日(水)まで開かれます。

 生八ツ橋や、わらび餅、くず餅、琥珀糖、そばぼうろ、ようかんといった定番をはじめ、新登場の菓子類がずらりと並びます。宇治茶のほか、しば漬け、すぐき、奈良漬けといった各種漬物、さらにはちりめん山椒、湯葉、タケノコご飯の素、クリご飯の素、九条ネギが入った「八味」、九条ネギ入りのもろきゅう味噌といった京都ならではの商品も豊富です。

 値下げして半額になった商品もいくつかありました。京都好きの皆さん、ぜひおこしやす。

 地域が一体となって美化活動に取り組む「千代田区一斉清掃の日」の6日、パレスサイドビルからも管内テナントの従業員有志約80人が参加し、ビル周辺のごみ拾いに汗を流しました。

 一斉清掃は千代田区で生活している人たちが自らの手で街を美しくしていこうと1999年から始まり、現在は「千代田区生活環境条例」に基づいて毎年6月と11月の2回、実施しています。

 参加者は午前8時、ビル西口玄関前に集合した後、ビル側が用意した軍手、ごみを拾うはさみ(トング)、ゴミ袋を手に手に清掃活動がスタートしました。吸い殻や空き缶、ペットボトルなどのごみを東正面玄関前に集め、回収したごみは90リットル袋で10袋に上りました。

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