「笑わない男」として知られるラグビーの日本代表プロップ、稲垣啓太さんの結婚を27日のスポーツニッポンが1面トップで、笑顔を浮かべた2ショット写真と合わせて「稲垣笑った」と報じています。お相手は元ミス日本グランプリの新井貴子(きこ)さんという方ですが、実は4年前、モデルとして、パレスサイドビルに訪れていました。
2018年10月発売の月刊誌「Casa BRUTUS」(マガジンハウス発行)が創刊20周年特別号で、日本を代表する写真家の篠山紀信さんが当ビルを撮影地に、最新ファッションをまとった男女のモデルを撮り下ろした22ページの大型企画を掲載しました。ビル屋上の毎日神社や、展望台、夢の階段、西口玄関、トイレなどの撮影場所で、ルイ・ヴィトン、グッチなどの高級ブランドを次々に着こなしながら、ポーズを決めていた女性モデルが「Kiko Arai」こと、新井さんでした。弾ける笑顔、じっとレンズを見据える眼の力強さ......。篠山さんの求めに対し、生き生きとした表情を浮かべ、応えていた姿が印象的でした。
スポニチの写真では、稲垣さんの頬には新井さんの左手が添えられていますが、笑わない男は「顔をこねくり回されているだけです」と、ちゃめっ気たっぷりにコメントを添えていました。気が滅入るコロナ禍での貴重な明るい話題に、祝福の拍手を送った人も少なくなかったのではないでしょうか。