オーダーメードスーツの受注・販売会が30日から３日間の日程で、ビル１階の正面玄関わきのフリースペースで始まりました。初夏にふさわしい軽やかな素材のスーツや、オフィスカジュアルから休日まで着こなせるエレガントカジュアルまで、豊富な装いを用意しているそうです。ランチ時や、帰りがけに、ちょっと会場をのぞいてみてはいかがでしょう。

　福島県本宮市に拠点を置く本宮三宮スーツ株式会社（商号：佐藤洋服店）が立ち上げた独自ブランド「サルトリア サトウ」を扱っています。パターンオーダーの価格はスーツが５万5000円から、ジャケットが３万8500円から。同社は「本格スーツをこの価格で提供できるのは縫製工場直営の当店ならでは」と話しています。

　スーツや、セットアップを注文した方には、スーツ生地でつくったオリジナルネクタイのプレゼントがあります。約１か月後の７月28～30日には、注文を受けたスーツのお渡し会を兼ねた販売会がこの会場で開かれる予定です。

　きのう関東甲信地方が梅雨入りしましたね。平年より7日、昨年より3日遅いそうです。と思ったら、きょうは早速、梅雨の晴れ間が広がりました。夏みたいな強い日差しの中、九段下の合同庁舎までおつかいに行きました。

　パレスサイドビル北隣の住友商事竹橋ビルで、真っ白なアジサイがきれいに咲いていました。アジサイは漢字で書くと「紫陽花」。色は土壌のpH値で決まると言われており、日本は弱酸性の土壌が多いため、青や青紫になりやすいそうです。

　土壌がアルカリ性だと、ピンク色になると言います。アジサイの色のもとはアントシアニンという色素。白いアジサイは、このアントシアニンがないのだとか。以上、インターネット情報でした。

　合同庁舎の手前では、青紫色のアジサイが満開です。どちらも美しいなあ。しとしと雨が降るときに、傘をさして再訪しようと思いました。

　早くも夏のような天気が続いていますね。日差しも強いし、ちょっと歩くと、汗ばんでしまいます。きょうの昼休み散歩の行き先は、テレビのニュースで見ない日はないほどの自衛隊東京大規模接種センター（大手町合同庁舎3号館）です。

　新型コロナウイルスのワクチン接種を加速しよう、という国の方針で設置された同センター。ひっきりなしに予約をした方が訪れ、スタッフの案内を受けながら会場に吸い込まれていきます。入り口付近には熱中症対策で、ミストを飛ばす大型扇風機が設置されています。

　実際に同センターで接種を受けた方に聞くと「受け付けからスムーズに流れて、接種までに15分くらいだった」とか。その後、15分間待機の間に2回目の予約手続きをするそうで、効率的です。

　防衛省・自衛隊のホームページを見ると、最寄り駅の最初に出てくるのが竹橋駅です。パレスサイドビルとは反対側の4番・2番出口から徒歩2分。今後、接種対象が広がれば、パレスサイドビルゆかりの皆さまにとってはかなり便利だと思います。

　パレスサイドビルの店舗に「ただいま竹橋おかえり丸紅」というカラフルなポスターが、こんな文章とともに張り出されています。

　「丸紅株式会社は新本社ビル建設のため移転していましたが、2021年5月、竹橋に再び戻ってきました。丸紅は、竹橋で働くみなさんと一緒に、竹橋という街を大切にしていきたい。ただいま竹橋。また丸紅株式会社をよろしくお願いします」

　イラストがふんだんに使われ、皇居ランニング、河津桜、和気清麻呂像などとともにおいしそうな料理も登場します。これって、パレスサイドビルの店舗のメニューもありますよね？　うれしいことです。

　丸紅さんの「たけばし愛」、たっぷりと感じ取りました。どうぞ、これからもよろしくお願いいたします。