先日の北陸の大雪では、福井県の国道8号で1500台もの車が立ち往生して、雪の大変さを改めて教えられました。そんな季節にタイムリーな展示「雪道の安全走行のために」が、パレスサイドビル地下1階西端の毎日ホール前のショーウインドーで行われています=写真㊤。展示は23日までなので、もうすぐ終わってしまいます。まだ見ていない方は、お早めにどうぞ。
展示は、2月1日に当ブログで紹介した「橋の老朽化パネル展」からの一連のシリーズで、国土交通省が主催。「老朽化」が2月7日まで、その後、8~13日に「落下物防止」を呼びかける展示(当ブログで紹介していません)と続き、今回は第3弾ということになります。
「雪道」の展示は9枚のパネルが並んでいて、左から順番に見るのがいいです。1枚目に「総論」といった格好で、雪道安全相のための8つのキーワードと、その意味するところを簡潔に説明=写真㊨。以下、右に、順番に「注意」「急変」「橋上」「タイヤ」「渋滞」「通報」「砂箱」「準備」の各キーワードのパネルが1枚ずつ、並んでいます。
詳しくご紹介はしませんが、例えば「急変」では「平地だからと安心していませんか? 降り始めたら、あっという間に積もります。」などと説明=写真㊦㊧。「渋滞」のパネルには「あなたのクルマが立ち往生すると、救急車などの緊急車両も立ち往生します」などの文字=写真㊦㊨。「砂箱」は、雪国生活の経験がないので知りませんでしたが、雪国の国道の橋梁や坂道の近くの歩道や植栽帯などに設置しているそうで、降雪時の滑り止めに、自由に使えることが説明されています。