【2014年4月】のアーカイブ

 ご存知大ヒット上映中のディズニーアニメ「アナと雪の女王」を見てきました。満席で1回待ちという盛況ぶり。

 そこで出てくる階段を見て、ピーンときました。パレスサイドビルの「夢の階段」にそっくりじゃありませんか。少し手前味噌なのはお許しください。詳しいストーリーは書きませんが、王女アナ=写真㊤の右下=が、雪の女王こと姉のエルサ=同左上=の氷の城を訪ねる場面ですが、この階段、支柱がなく中空に浮いて○DSC_2489.jpgいます。規模は違いますが、イメージ的にはまさに、「夢の階段」=写真㊨=でしょ?!

 さて、「アナと雪の女王」は、興行収入が100億円を突破するとか、したとか。確かに、よくできた映画です。製作したピクサー・アニメーション・スタジオは、2006年にディズニーに買収されましたが、「トイストーリー」シリーズや「カールじいさんの空飛ぶ家」など独特のコンピューターグラフィックス(CG)技術でお馴染み。「アナと雪の女王」はストーリーもダイナミックで、結構、感心しました。人気もうなずけます。

 でも、少し天の邪鬼なことを言えば、綺麗すぎて、ちょっとな~っていう感じもします。手描きアニメーションに比べて、やっぱり、ぬくもりが足りない気がしてなりません。

 だから、私的にはジブリがいいと思うんです。ディズニーだって、「シンデレラ」など一連のプリンセスもの、「ライオン・キング」、「アラジン」、「美女と野獣」などアニメの名作を多数生み出しましたよね。ところが、ピクサーの買収以後、ディズニーの手描きアニメは2009年全米公開された「プリンセスと魔法のキス」(日本では2010年公開)が高い評価を得ましたが、興業収入はディズニーの期待を下回り、さらに続く「くまのプーさん」(日米とも2011年公開)が、○アナと雪の女王4.jpegウォルト・ディズニー生誕110年記念作品でありながら、興行的にはコケたこともあって、以後は、手描きアニメ作品は出ていないということです。

 もちろん、CGだから手抜きだと言っているのではありません。㊧の写真のように、「アナと雪の女王」に出てくる雪の結晶は2000種類にもなり全て形が違うというほど、手間をかけているそうです。だからこその見応えにケチをつけるつもりはありません。

 それでも、この映画の興業上の爆発的な成功で、手描きアニメが一段と遠のいてしまうのではないかと、個人的には、とても心配。一度技術が失われたら永遠に戻らないのではないかと思うのです。

交通規制地図.jpg

 昨夜、午後7時過ぎにオバマ米大統領が専用機エアフォースワンで来日しました。さっそく銀座のすし店で安倍首相と非公式な夕食会、会談に何か進展はあったのでしょうか。メーン写真は「すし店での夕食会で、オバマ米大統領(右端)にお酌をする安倍首相(右から2人目)=東京・銀座で2014年4月23日午後8時39分」(内閣広報室提供)

 当ホームページでは、パレスサイドビルに遠方から車でお越しの際には、首都高速の出入り口(一ツ橋、北の丸、代官町、神田橋)からのアクセスが容易ですと案内していますが、きょうは首脳会談や明治神宮への訪問行事のために、都内あちこちで交通規制が行われています。警視庁は「来日中の都心への乗り入れはできるだけ控えて」と呼びかけていましたが、当ビル来館のみなさまは大丈夫でしたでしょうか。明日の大統領離日までは規制と検問は続くようですから、最新の交通規制情報にご注意ください。

 20日の日曜日に所用があって羽田空港にマイカーで出掛けた際、空港までの道路は既にあちこちで「検問」の準備がされていました。赤信号で停車した時に検問所を覗いていると、先輩警察官が後輩警察官に車の止め方、車の誘導の仕方などを教えて、実地で予行させていました。検問はマニュアルがあってどこの検問所でも一律、と思っていたのですが、たしかに実際は検問場所ごとに少しずつ違った状況で、それに応じて細かな目配りが必要なんですね。

 警視庁は全職員の3分の1以上にあたる約1万6000人を動員し、厳戒態勢を敷いたそうで、羽田空港のある大田区内や港区の米国大使館、迎賓館周辺には機動隊や爆発物を検索する警備犬を配置。臨時の増設分も含め、1万台以上の防犯カメラを活用して不審者や不審車両などの発見にあたっている様子が毎日新聞でも報じられていました。オ公孝撮影.jpgの写真は、毎日新聞で報じられている「大統領の来日を控え、米国大使館周辺を警備犬と見まわる警察官=東京都港区で2014年4月18日午後3時51分撮影」です。

 人混みを狙ったテロ防止のため、JRや東京メトロ、都営地下鉄などは東京駅など主要なターミナル駅を中心に、コインロッカーや一部のごみ箱の使用が中止となっています。羽田空港も同じです。通勤に使っている都営地下鉄では今週初めから、車内放送で不審者への対応を呼びかけていましたし、昨日も今朝も地下鉄竹橋駅のホームにも警察官の姿が多かったですね。

 今回のオバマ大統領の来日は東アジア歴訪の一環で、日本のほか韓国、フィリピン、マレーシアも訪問するスケジュールで、あす25日朝には次の訪問国・韓国へ出発します。国賓としての米大統領の来日は1996年のクリントン元大統領以来。警視庁の厳戒警備も、何事もなくて当たり前ということでしょう。

 大手旅行代理店JTB系列が発行する「ノジュール」という雑誌の4月号に、パレスサイドビルが登場しています=写真㊤がそのページ、㊨㊦は表紙

 この雑誌は「50代からの旅と暮らし発見マガジン」というコンセプト。その4月号の特集「東京~神田 タイムDSC_2458.jpgトラベル」で、コラムニストの泉麻人さんが「神宮外苑→代々木→北の丸 60年代の繁栄を振り返る」と題して、国立競技場を起点に建物を見て歩く企画記事があります。途中では飲食店に寄るのもお楽しみで、いくつかのお店も紹介されています。

 パレスサイドビルは、今回の泉さんの「タイムトラベル」の最終目的地。神宮を回った後、渋谷から地下鉄で九段下へ。「北の丸公園の周辺は、昭和3040年代に建設された名建築の宝庫」として、日本武道館、科学技術館、国立近代美術館(いずれも写真入りで紹介)を経て当ビルに到着します。「戦後のオフィスビルの最高傑作のひとつだ。凝りに凝った館内外のデザインに注目しよう」と紹介していただき、特に、地下1階へとつながる宙に浮いているような「夢の階段」=写真㊧㊦=について、「ステンレス線を組み合わせた網状の手すりが面白い。工業製品であるにもかかわらず、工芸品のような趣だ」夢の階段.jpgと、最大級の賛辞をいただいています。

 お約束の飲食店は地下1階の赤坂飯店。「名物の坦々麺は当ビルに多い新聞記者らに交じってササッとたいらげると、いっそうおいしく感じられるかもしれない」とのことです。ウ~ン、新聞記者と食べて美味しいかなぁ~。ま、それがギョーカイ人の感性なんででしょうか。

花子プレート.jpg

 NHKの朝の連続テレビ小説は3月31日放送から「花子とアン」が始まりました。スタート第1週(3月31日~4月5日放送)の平均視聴率は21.6%(関東地区、ビデオリサーチ調べから算出)を記録したそうです。高視聴率を記録した前シリーズ「ごちそうさん」の第1週21.1%(同)も上回ったそうで、前々作の「あまちゃん」から引き続き、NHKの連続テレビ小説は視聴率の稼ぎ頭になっています。

 ドラマは、ルーシー・モード・モンゴメリの「赤毛のアン」シリーズの翻訳家・村岡花子(旧姓・本名 安中はな)の明治・大正・昭和にわたる波瀾万丈の半生を描いています。原案は、村岡花子の孫・村岡恵理さんの著書「アンのゆりかご」。花子は、山梨の貧しい家に生まれ、東京の女学校で英語を学び、故郷での教師生活をへて翻訳家の道へと進んだ女性で、女優の吉高由里子さんが今週から、10~50代のヒロインを演じていきますが、第1週、2週に登場した子役は山田望叶(やまだ・もちか)ちゃん。2004年8月生まれなのでまだ9歳ですが、上手でしたね。撮影エピソードによると山田望叶ちゃん本人は左利きなのに、村岡花子が右利きなので、右利きで演じたそうです。

 村岡花子は、1919(大正8)年、26歳の時に故郷での英語教師の職を辞して、再び東京に戻り、のちの教文館で、婦人・子ども向けの本の翻訳と編集に携わります。この年、福音印刷株式会社の経営者村岡儆三(けいぞう)と運命の出会いをして激しい恋に落ち、半年間で約70通のラブレターを交わしたといいます。そして秋には儆三と築地教会で結婚、大森に新居を構えます。花子の著書の後書きのほとんどに「大森にて」と書かれているのがこの地です。この大森の家は建て替えられてはいますが、今は「赤毛のアン記念館・村岡花子文庫」が併設されています=写真㊤。「大田文化の森」(旧・大田区役所)の近くにありますの花子ポスター.jpgで、先日行ってみました。「記念館」の花子の書斎・蔵書などの展示品は各地での展覧会などに貸し出され、今年は休館とのことですが、住宅地の入り口にある飲食店にもNHKドラマのポスターが貼ってありました=写真㊦。ほかに近くには、村岡花子が通った日本キリスト教団大森めぐみ教会もあります。

 村岡花子の年表では、「1955年ヘレンケラー来日の際に通訳」と記載されています。日本ヘレンケラー財団、東京ヘレンケラー協会はパレスサイドビルの毎日新聞社にとってはご縁のある友好団体です。日本ヘレンケラー財団のウェブページは、財団の紹介として「1948年8月のヘレンケラー女史の来日(毎日新聞社招聘)を記念して設立された社会福祉法人である」と書いていますが、花子が通訳をした55年は3度目のヘレンケラー来日でした。このくだりはNHK「花子とアン」で描かれるのでしょうか、楽しみです。

 東京・日本橋で三井不動産が進める「日本橋再生計画」で次々に「COREDO(コレド)」の名を冠したビルが誕生していることを2月26日の当ブログで紹介しました。

 COREDOは、正確にはビル名でなく商業施設の名称。2004年に日本橋交差点の旧東急百貨店跡地にできた「COREDO日本橋」のビル名は「日本橋一丁目ビルディング」、2010年に三井本館の真向かいに完成した「COREDO室町」は「室町東三井ビルディング」。そして3月開業した「COREDO室町2」は「室町古河三井ビルディング」、同じく「COREDO室町3」は「室町ちばぎん三井ビルディング」です。

 この手のビルや商業施設の名前、いろいろありますが、どんな意味かと思って、ちょっと調べてみました。

 「COREDO」は英語で「核」を意味する「CORE」と「江戸(EDO)」をつなげた造語。「日本橋を新たな東京の中心地に」という願いが込められているそうです。

 同じ室町地区で中央通りに沿って「COREDO室町」隣に「YUITO(ユイト)」もオープンしています。ビル名は「日本橋室町野村ビル」、つまり野村不動産の物件です。兄弟ビル「YUITOアネックス」は●オアゾ.JPG「浮世小路千疋屋ビル」です。「あなたととっておきの時間を結ぶ、都。」というコンセプトで命名されたとか。「結い都」ってことです。

 東京駅の真ん前、丸の内の「OAZO(オアゾ)」=写真㊨=は、「日本生命丸の内ビル」「丸の内センタープラザ」「新丸の内センタービル」「丸の内北口 ビル」「丸ノ内ホテル」と商業部分(オアゾショップ&レストラン)の総称です。OAZOの名は、丸の内地区(丸=O)と大手町(O)を包括的に(AZ)結ぶ「Office&Amenity ZOne」。また、エスペラントで「オアシス、憩いの●iiyo.jpg地」を意味する「オアーゾ(oazo)」も含んでいるそうです。

 OAZO北側に隣接する「iiyo!!(イイヨ)」=写真㊧㊤=は、「東銀ビルヂング」「住友信託銀行東京ビル」「三菱UFJ信託銀行東京ビル」の3棟を一体的に建て替えた「丸の内永楽ビル」の商業ゾーン。「安全・安心」、「地産地消」、「地域の伝統・食文化」をテーマにした飲食店9店舗からなる地下1階フロアの飲食ゾーンが「iiyo!!(イーヨ!!)yokocho」。読んでそのままの「良いよ」の意味に、地番の「丸の内1●ITOCiA.jpg丁目4番地」もひっかけているとか。

 有楽町の「ITOCiA(イトシア)」=写真㊧㊦=は、「愛しい+ia(場所を表す名詞語尾)」からつくられた愛称。女性らしい名前ですね。

 毎日新聞と協力関係にあるTBSの放送センターを中心とする赤坂の再開発複合施設「akasaka Sacas(アカサカ・サカス)」は、冬だけSacas広場がスケートリンクになり、夜も多くの人でにぎわいました=一番上の写真、現在スケートは終了。サカスの名の由来は、エリア内におよそ100本の桜を植え、「桜と共に、人々の笑顔を咲かす、夢を咲かす」という意味を込めたとのこと。同時に、三分坂、薬研坂、丹後坂、氷川坂などこの界隈にたくさんある坂=坂s=「サカス」も表し、アルファベットを逆にすると「saca saka saka」=「坂坂坂」になるのも偶然ではありません。

 ビルの名は全国にもいろいろありますが、続きはまた日を改めて報告します。

 プロ野球はセ・リーグで広島カープが絶好調ですね。ン十年来のファンなので、今のうちにフィーバーしてます。ていうか、フィーバーって、(*´Д`何十年前の言葉だ?!

 というわけで(って、どんなわけだ?!)、パレスサイドビル地下1階、1階のアーケード街中央廊下に、毎年恒例の鯉のぼりと武者のぼりが、今週からお目見えしています。館内のテナントで働く皆さんだけでなく、皇居の桜見物でビルに立ち寄った人たちの目を楽しませています。

 館内の飲食店や商店の有志で組織する「パレスサイドビル名店会」(会長・中島潜赤坂飯店社長)が、館内を利用する人たちに季節感あふれる日本の伝統的風習に触れてもらおうと、5年前から毎年この時期に展風神・雷神トリ.jpg示しているものです。1階廊下の手すりや天井からは、吹き流し、真鯉、緋鯉、青鯉の鯉のぼりが吊るされ、中央廊下吹き抜け部分を泳ぐように飾られ、壁には今年初めて飾られる風神・雷神=写真㊧=のほか、東の夢の階段の上には、長さ7メートルもある武者のぼりが階段を上下する人たちに覆いかぶさるように斜めに飾られています。武者のぼりの絵柄は上杉謙信と武田信玄が戦った川中島の合戦=写真㊨㊦。さらに、名店会加盟各店の入口では小さな鯉のぼりが見られます。

 これらの鯉のぼりや武者のぼりは、岐阜県の無形文化財に指川中島の合戦トリ.jpg定されている郡上八幡の紺屋「渡辺染物店」の渡邊庄吉さんが400年以上前から伝わる郡上本染の技法で染め抜いたもの。餅糊で様々な柄や文様を手描きで描いた布を、甕(かめ)で藍玉や木灰、石灰、麩(ふ)などを入れて醸成させた染液に何度も浸した上で、冬の時期に郡上八幡の中央を流れる吉田川でさらして作られたもので、味わい深い色合いが魅力です。

 鯉のぼり飾りは5月2日(金)までの予定です(ホントは5日までのところですが、連休中はビルが原則、お休みなので、実質的に2日でおしまいというわけです)。

 なお、5月1、2日に地下1階、1階の名店会を利用された人たちに鯉のぼり柄の金太郎飴を先着1500人にプレゼントする予定だそうです。

通り抜け②.JPG通り抜け③.JPG通り抜け④.JPG通り抜け⑤.JPG

 天皇陛下が80歳の傘寿を迎えたことを記念して行われている皇居・乾通りの一般公開は、3日目の6日も多くの人が訪れ、見ごろとなった桜を楽しんだようです。この日は天候が不安定でにわか雨も降りましたが、行列はほとんど途切れず、午後3時過ぎの閉門までに8万1820人が来場しました。

 これまでの来場者は初日の4日が5万4140人、5日が9万990人。一般公開は普段立ち入ることのできない東京駅側の坂下門から日本武道館側の乾門までの約750メートルを通り抜け可能として、先週4日(金)から始まり、あす8日(火)まで。時間は午前10時から午後4時(入門は3時まで)。

 坂下門から宮内庁の庁舎脇を通り、乾門までの数百メートルの区間は、通称「乾通り」と呼ばれ、両側にはソメイヨシノや八重桜が計58本、モミジが33本立ち並びます。毎年3月末から4月初めはサクラ、11月ごろには紅葉に美しく彩られる場所です。普段は皇宮警察が二つの門の警備に当たって入退者をチェックしており、宮内庁職員や関係者以外は通行できません。これまで、天皇誕生日や新年一般参賀などの際に部分的に通行が認められてきましたが、桜の観賞目的での開放は初めて。同庁は秋にも5日間程度、午前から夕方にかけて開放する方向で検討しているそうです。

 

 同僚が初日の4日、会社の昼休みに出掛けました。かなりの人の列でしたが、バッグ類を持たない客はチェックも少なくてスムーズに流れたということです。

 通り抜け⑥.JPG桜と人出を見たあと乾門からパレスサイドビルに戻る途中、平川門近くでびっくり、狸を見つけました=写真㊦。石垣の近くでこちらを振り向いて、トコトコと逃げて行ったそうです。なかなか可愛い狸で、今後平川門の人気者になるでしょう。

 あす4月4日(金)と7日(月)、パレスサイドビル西口玄関前で、献血バスによる献血を実施します=写真㊦は昨年9

 東京都赤十字血液センターによると、4月は異動などで落ち着かないためでしょうか、毎年、献血数が減って、血液の在庫が全国的に落ち込んで、結構ピンチなのだそうです。

 最近の献血は原則として400ml。血液は、同じA型、O型などでも人により微妙に異なり、多数の献血者から輸血するほど、副作用(発熱、発疹等)発生の可能性が高くなるので、できるだけ少ない人の血液を輸血しようという理由からです。

 残念ながら、献血できない人もいます。主なところは、▽過去に輸血、臓器移植を受けた▽海外から帰国して4週間以内▽1980~2004年にヨーロッパの対象国に通算6カ月以上滞在(国により時期・期間が異なります)▽この3日間に出血を伴う歯科治療を受けた▽一定 の治療薬を服薬――などです。

 服薬については、最近、降圧剤の制限が緩和され、2種類以上服用していてもOKです(心臓などの合併症がないこと、血圧がほぼ正常域にあることが必要)。このほか、当日服薬しても献血可能な薬として、①ビタミン薬(ビタミン薬による貧血治療中を除く)、②ミネラル剤(鉄剤による貧血治療中を除く)、③漢方薬(肝疾患、感冒、喘息などの治療目的を除く)、④非ステロイド系抗アレルギー薬、⑤抗ヒスタミン薬、⑥高脂血症治療薬、⑦胃腸薬――などがあります。花粉症の方も多いと思いますが、セレスタミンの成分が入っていなければほぼ献血できるそうます。詳しい事は当日、受付や問診の際に聞いてください。

9090342 - コピー.JPG 日赤では、午前中に献血する人には「朝食をとってきてください(軽食でも可)」と呼びかけています。また、献血者全員に「最低4時間の睡眠をとってきてください」と訴えています。

 なお、過去に献血した人は献血カード・献血手帳(以前に献血した方)、こ れらを持たない人は身分証明書(社員証でOK)を持参するよう求めています。

 4日、7日とも、受付は、午前10~11時、12時15分~16時、ビル西口玄関を入った左手に置いたデスクで(11時~12時15分は休み)。採血自体は10分程度ですが、医師による問診等を含め全部で30~40分かかります。

 パレスサイドビルでは毎年1~2回実施していて、大体60人内外の方が来てくれています。今回の目標は両日とも80人です(ひっきりなしに訪れた場合の可能人数)。ビルにおられる方、お近くの方、ぜひ、ご協力をお願いします。

 『桜の樹の下には屍体が埋まっている! これは信じていいことなんだよ。何故って、桜の花があんなにも見事に咲くなんて信じられないことじゃないか。』

 たしかに満開の桜の下に行くと、梶井基次郎の詩が思い出されてしまいます。千鳥ヶ淵も靖国神社も桜はあっという間に満開になりました。先週の25日に当ブログで靖国神社の開花標本木が2輪咲いていたとお伝えした正午過ぎから2時間後には、開花が5輪となり、東京に開花宣言が出たのはご存知のとおりです。日曜日の暴風雨を耐えて、昨日3月31日(月曜日)の千鳥ヶ淵ははや満開で昼は観光客、夜は夜桜見物で賑わいました=写真千鳥ヶ淵1.jpg千鳥ヶ淵2.jpg

 梶井基次郎の詩は『ああ、桜の樹の下には屍体が埋まっている! いったいどこから浮かんで来た空想かさっぱり見当のつかない屍体が、いまはまるで桜の樹と一つになって、どんなに頭を振っても離れてゆこうとはしない。今こそ俺は、あの桜の樹の下で酒宴をひらいている村人たちと同じ権利で、花見の酒が呑のめそうな気がする。』と書いて、終わるのですが、それに倣ったわけでもないのですが、職場の同僚14人で連れだって、花見の酒宴を楽しんできました。パレスサイドビルから千鳥ヶ淵を抜け、靖国神社へとそぞろ歩き、桜を堪能。あとはもちろん宴会なのですが、靖国神社には屋台が、幾つかのテーブルとイスを置いて席取りをしてくれる場所がありました。ビール1本と唐揚げやソーセージ、おでんなど何点かの料理をセットにして1人2500円。消費税率値上げの前日ではありましたが、しっかりと価格交渉して1人2000円で話を成立させました。とはいうもののきっと値切った分だけ料理が減ったのでしょうね。それでも料理は余るほどで、逆にビールは1本では足りませんから、買い足し、ついでに熱燗のコップ酒も。仕事の話はナシ、趣味の鉄道の話や海外旅行の話で盛り上がっていました。

 ライトアップされた夜桜は、酔いも回って、見事なまでに怪しげで、かつ清涼として薄桃色に咲いています。少し風が出てきて、1時間ほどでお開き。

 パレスサイドビルのオフィスのみなさん、今が見頃ですよ。

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