「空を見ろ!」「鳥だ!」「飛行機だ!」「スーパーマンだ!」「いや、ヘリコプターだ!!」(一番下の連続写真参照、目を凝らして見てくださいネ)
スーパーマンの新作映画「マン・オブ・スティール」が8月30日から公開されるので、ウケを狙ってみました(滑ってる!!)。スーパーマンと聞いたら、この台詞、若い人でもが浮かぶのかな?
この写真、7月23日に東京消防庁本部庁舎(大手町)の屋上に離着陸する同庁ヘリコプターの訓練風景です。北西約300メートルにあるパレスサイドビルからパチリとカメラに収めたもの。午前10時55分頃に西の上空、武道館方面から米粒のような、お馴染みの赤い機影が現れ、皇居を回るように桜田門付近でホバリング(空中で留まる状態)して、予定の11時ピッタリに本部庁舎に無事着陸。すぐに離陸し再度、着陸離陸を繰り返していました。
東京消防庁の広報課から撮影依頼がありました。高層ビルからでは見下ろす形になってしまいますが、当ビルは本庁舎よりやや低く、屋上から撮影可という「希少物件」が故の依頼と思われます。もちろん、二つ返事でOK。だって、面白そうだから・・・(不謹慎でスミマセン!)。立ち会いのため、いそいそと撮影現場へ。その様子が㊨の写真です。
広報課の方に話を聞くと、東京消防庁航空隊は、立川飛行場(立川市泉町)及び東京ヘリポート(江東区新木場)の2か所に基地を有し、ヘリコプター7機を運用、ヘリコプターにより、上空からの情報収集活動、消火活動、山岳・水難等の救助活動、内陸及び伊豆諸島での救急活動等、多種多様な任務を遂行するとともに、大規模災害発生時には、国内外を問わず出場し活動大規模災害発生時や緊急消防援助隊としての出動。本部庁舎、東京都庁、消防庁の屋上ヘリポートで、隊員を迅速に災害現場へ派遣するための離着陸訓練を定期的に実施している。(広報課の方の話し方に倣って、文章をキリっとしてみました)
そんな折、山口、島根両県などの局地的な猛雨で、水没した家の屋根から親子3人がヘリで救助されている場面をテレビで見ました。こんな救助劇の裏に、日々の厳しい訓練を重ねる努力があるのだと、頭の下がる思いです。