パレスサイドビル地下1階吹き抜けコンコースに6日まで飾られていた七夕の笹に、今年もたくさんの願い事をしたためた短冊が結びつけられました。21日間にビルで働く人たちや通りすがりの人、ビルの飲食店を利用した人たちが立ち止まって願い事を書きこむ姿が多く見られました。七夕飾りを企画した名店会の集計によりますと、短冊は3170葉ありました。昨年より展示期間が1週間長かったとはいえ、昨年の2324葉より846葉も多く、過去最高(2011年の2693葉)を更新したということです。みなさん、切実な願いをお持ちなんですね。
――主なものを紹介すると、何と言っても家族を思う気持ちが一番です。
「家族健康・笑顔いっぱい」
「元気な赤ちゃんが産まれますように」
「母の緑内障がこれ以上に進行しませんように」など。
――仕事関連では職場で発生する願い事や就職祈願も目立ちます。
「毎日仕事を楽しめますように」
「早く仕事が片付きますように」
「就職できますように」など。
――健康や体に関する願いも切実です。
「やせたい」
「しみとそばかすが消えますように」
「主人の頭髪がこれ以上抜けませんように」など。
――恋愛・結婚ものも。
「8月に彼氏ができますように」
「幸せのカタチが見えますように」など。
――その他のユニークなものも、いろいろ。
「女に負けたくない」
「地球で収まらない人間になって、宇宙へはばたく」
「石油王になる」
「灯台に入りたい」
「ホラが上手に吹けますように」
「笹の枝に花がなりますように」など。
このほか、英語・フランス語・ハングル語などで書かれた短冊もあり、バラエティーに富み、国際色豊かでした。
短冊は近く神田明神に奉納される予定です。明神様はきっと皆さんの願い事をかなえてくれるでしょう。