日本列島は強い寒気が流れ込んだ影響で、北日本から近畿地方の日本海側を中心に記録的な大雪となりました。冷え込みが強まった東京都心は28日、午前6時までの最低気温がマイナス1.6℃で、3日連続の冬日(日最低気温が0℃未満の日)となりました。12月に東京都心が3日連続で冬日となるのは、1976年以来、実に45年ぶりです。
日中にかけても、厳しい寒さが続く見込みですが、空は雲がほとんどない快晴、澄み切った冬晴れです。冷たく乾いた空気に覆われているため湿度が低い、つまりは空気中の水蒸気が非常に少ないとあって、遠くまでよく見渡すことができ、ビルの屋上からは雪化粧した富士山がくっきりと見えました。この寒波で富士山頂は今季初めて氷点下30℃台まで気温が下がったそうです。
年末寒波で体調を崩さず、よいお年をお迎えください。