パレスサイドビル屋上から皇居方面を望むと、新緑がまぶしいくらいに輝いています。さわやかな季節です。近づく黄金週間。旅に出たい。美術館を巡りたい。おいしいものを食べに出かけたい。しばらく会えていない人たちを訪ねたい。でも、3度目の緊急事態宣言の発令中とあっては、どれもかなえるのは難しそうです。

　実は休日を利用して、パレスサイドビルのご近所の東京国立近代美術館で開催中の「あやしい絵展」（毎日新聞社など主催）を見に行きたかったのですが、5月11日まで臨時休館になってしまいました。残念。このブログへの登場回数トップクラスと思われる皇居東御苑も、ずっと臨時休園が続いています。

　やはり都知事が呼び掛けるように「我慢のステイホーム」ですかね。せめてたくさん本を読んだり、家の近所を散策したりして過ごそうと思います。

　パレスサイドビル1階、地下1階の店舗の軒先に、可愛らしいミニ鯉のぼりセットが飾られています。どうぞランチタイムにでも、ご覧になってください。パレスサイドビル名店会（岡田洋明会長＝ティールーム花）が掲出しました。

　岡田会長によると、もう10年ほど前からの恒例行事。しかし、昨年はコロナ禍による1回目の緊急事態宣言発令で断念しました。かつてはサービスで柏餅や菖蒲を配ったりしたこともあったそうですが、感染予防の観点からも今は無理。

　室内なので「やねよりたかい」という童謡の歌詞のように泳ぐことはできなくても、上を向く姿は威勢のいい鯉の滝登りを思わせてくれます。じっと眺めていると、爽やかな5月の風に吹かれているような気分になりました。

　今月からパレスサイドビル１階に、調剤薬局「パレスサイドファーマシー」がオープンしています。ちょうど皮膚科・耳鼻科・眼科の「パレスクリニック」の廊下をはさんだ向かい側です。

　どちらの病院・診療所で発行された処方箋でも受け付けてくれるので、出勤したついでに薬を受け取りたいという方にも便利。もし在庫がなければ、取り寄せ対応をしてくれるそうです。

　営業時間は平日が9時～18時、土曜は9時～13時。定休日は水曜と日曜です。

　パレスサイドビル1階西側玄関に、日本赤十字社の献血バスが待機しております。恒例の春の献血は、本日と明日8日（木）の2日間にわたって実施されます。午前10時の受け付け開始と同時に献血希望の方が訪れ、検温や血圧測定、問診を受けて献血に臨んでいました。

　昨年から続くコロナ禍の中で、企業では在宅勤務などのテレワークが広がり、大学でもオンライン授業が定着するなどしたため、これまで献血会場となってきたところで中止が相次いでいるそうです。

　東京都内では昨年春の緊急事態宣言以降、献血協力者の数が大きく落ち込み、必要人数に追い付いていません。足りない分は他県からいただいて医療機関に届けられている状況です。こうした「自転車操業」状態から脱するためにも、広くご協力を呼び掛けたいです。

　本日午後の部は12時15分から16時まで受け付け、明日も10時～11時、12時15分～16時の受け付けですので、お時間の許す方は1階西側エントランスホールに足をお運びください。