【2023年4月】のアーカイブ

 元気いっぱいに泳ぐ大小のこいのぼりが週明けから、パレスサイドビル1階と地下1階のアーケード街に登場しました。アーケード街中央の吹き抜けに、大きなこいのぼりが登場するのは2018年以来、実に5年ぶりです。力強く泳ぐこいのぼりの復活に、コロナ禍に打ち勝つ願いが込められています。

 こいのぼりの飾り付けは2009年から、パレスサイドビル名店会(岡田洋明会長)が「ビルで働く人や、来館者の方々に季節感を味わってもらおう」と始めました。今年はビル1階、地下1階にある店舗以外のテナントにも協力をお願いしたため、テナント前に掲出したミニサイズのこいのぼりの数が一挙に増え、ビル内で泳ぐこいのぼりは過去最多、壮観です。

 NHKの大河ドラマでも注目される徳川家康の生涯にスポットを当てた企画展「家康、波乱万丈!」が、パレスサイドビルに近い国立公文書館で開かれています。公文書館が引き継いだ家康創設の「富士見亭文庫(のちの紅葉山文庫)」をはじめとした江戸幕府の旧蔵書から、家康像を浮かび上がらせます。

 企画展は①家康ゆかりの合戦②家康に仕えた多様な家臣たち③書物の出版事業・古記録の書写事業――の三つの視点から、家康を紹介します。展示資料の一つ「御実紀」は1843(天保14)年に完成した幕府の正史で、初代家康から十代家治に至る歴代将軍ごとの業績を記したものです。このほか、戦国から江戸時代初頭の国内政治や経済など詳述した「当代記」や、幕府によって編纂された大名・旗本の家譜集「寛政重修諸家譜」を展示しています。

 企画展は6月11日まで。会期中は無休で、観覧料はいりません。各地で人出がドッと増えそうな今年の大型連休ですが、混雑を避けたい人にとって、国立公文書館は穴場かもしれません。どうする連休。

 本を読んだ感動を絵で表現する「第34回読書感想画中央コンクール」(全国学校図書館協議会、毎日新聞社など主催)の優秀作品が今月22日まで、ビル地下1階の毎日ホール前のショーウインドーに展示されています。小学生から高校生までの児童・生徒が描いた作品は、色彩豊かな力作ぞろい。感性が摩耗しがちな大人には、なかなか刺激的です。

 コンクールは九州・山口を除く38都道府県の6138校から67万2567点の応募があり、最優秀の文部科学大臣賞4点、優秀賞8点の計12点をビル内で展示しています。2月に都内であった表彰式では、文部科学大臣賞の兵庫県朝来市立大蔵小2年の佐藤紬さんが受賞者を代表して「絵を描くことで人を喜ばすことができてうれしい。これからも大好きな絵をたくさん描いてみんなを喜ばせたい」とあいさつしました。

 コンクールは1983年、「読書の感動を絵画表現することで読書力、表現力を養う」のを目的に近畿地方で始まりました。第1回の参加校と応募点数は3717校14万5106点でしたが、徐々に実施地域が拡大するのに伴って参加校と応募点数が増えました。

 人気の生クリームパンがお目見えです!――テレビの情報番組で何度も取り上げられたという生クリームパンの販売が3日、パレスサイドビル地下1階東のポップアップスペースで始まりました。今月7日(金)までの5日間、さらに翌週の10日(月)~14日(金)の5日間を合わせた計10日間、売り出します。

 製造しているのは岡山のクリームパン専門店・株式会社清水屋食品。昔ながらのクリームパンを新食感のスイーツに進化させたのが生クリームパンで、自社のホームページでは「もちもちでしっとり柔らかなパン生地と、溢れんばかりの生クリームが絶妙のハーモニーを醸し出します」と説明し、「厳選した素材と職人の丁寧な仕事が織りなす絶品パンをぜひご賞味ください」とPRしています。

 人気上位はカスタード、生クリーム、チョコの3種類。1個250円ですが、お好きな組み合わせ5個を1000円でセット販売しています。自身の食事、おやつはもちろんですが、家族の手土産にもどうぞ。

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