テレビ東京の人気情報番組「出没！ アド街ック天国」が今週土曜日の11月30日午後９時から、東京・竹橋地区を取り上げます。竹橋を象徴する建築物といえば、何と言ってもここパレスサイドビルです。番組ホームページの予告には、「街のランドマーク♪円柱ビルの屋上に潜入」のキャッチコピーが躍ります。名建築としてのビルの魅力とともに、ビル内の複数の飲食店の名物料理を紹介する予定です。

　放送開始から20年を超える長寿番組「アド街（あどまち）｣は、一つの街をさまざまな角度から検証しながら、ランキング形式（ベスト20）で街を紹介する情報バラエティ番組です。パレスサイドビルに関してはにぎわうランチ時の飲食街や、皇居を望む屋上からの絶景ビュー、特徴あるエレベーターホールやトイレなどへの取材・撮影が入りました。番組告知には「元総理も通ったベテラン揃い名門の理容店」「商社マンが虜になる極上『タンタンメン』」「江戸創業の洋食店!?平目フライ＆ジャポネ」などのコピーが続きます。

　ビル以外では年内の営業終了が決まっている国の登録有形文化財である学士会館や、国内最大級のコレクションを誇る東京国立近代美術館、国立公文書館などを取り上げる予定です。

　秋の全国火災予防運動（11月９～15日）最終日の15日、パレスサイドビルの秋の総合消防訓練が屋上などであり、約300人が参加しました。

　総合消防訓練は春と秋の年２回、それぞれの全国火災予防運動に合わせて実施しています。当日の訓練は午後２時30分、震度６強の地震が発生したとの想定で始まり、机の下で身の安全を守るなどの初動措置訓練の後、館内放送に従って、訓練参加者は使用可能な階段や避難階段を使って、いったん地上へ出ました。

　その後、屋上での訓練に移り、参加者は消火器や屋内消火栓で放水する訓練や、自動体外式除細動器（ＡＥＤ）を使った救命訓練、煙体験訓練＝写真＝に取り組みました。ビル西玄関前には千代田区の地震体験車が来館し、参加者は震度４～７の揺れを体験しました。

　千代田区が運営するコミュニティーバス「風ぐるま」の神田ルートでの実証運行が始まって半年。パレスサイドビルの正面玄関前に設置した停留所「毎日新聞」の置石標識がこの週末の工事によって、埋込式標識に切り替わりました。

　千代田区役所からパレスサイドビル前「毎日新聞」経由で秋葉原駅、神田駅、新日本橋駅、千代田区役所を巡る神田ルートは５月８日から運行が始まり、35人乗りの小型バス（電気自動車）が月・火曜日を除く週５日間、１日４便走行しています。料金は100円。

　バス停「毎日新聞」の発着時刻は10時00分、12時18分、14時28分、16時49分です。秋葉原、神田、日本橋方面へのお出かけにご利用ください。

　パレスサイドビル恒例のクリスマス飾りが今週、お目見えしました。ビル地下１階の中央コンコース吹き抜けには高さ約５メートルの巨大なクリスマスツリーを配置しました。バンダやデルフィニウムなど、色鮮やかな花を飾りつけた華やかなツリーの上には、花に誘われたチョウチョウが舞い踊っています。ツリーを取り囲む壁面の「つららライト」やツリーがシャンパンゴールド色のＬＥＤ（発光ダイオード）で輝きます。

　メーンのツリー以外にも、東西「夢の階段」の１階左右には高さ １メートルの小さなツリーが計４基。西玄関付近の１階には高さ２・３メートル、竹橋駅につながる地下２階通路には高さ１・８メートルの、中型ツリー１基をそれぞれ配しました。各店前には「Ｍｅｒｒｙ Ｃｈｒｉｓｔｍａｓ 2024」の文字をあしらった白地のフラッグが並び、クリスマス・ムードを盛り上げています。