本を読んだ感動を絵で表現する「第35回読書感想画中央コンクール」(全国学校図書館協議会、毎日新聞社など主催)の優秀作品が4月22日まで、ビル地下1階の毎日ホール前のショーウインドーに展示されています。小学生から高校生までの児童・生徒が描いた作品は、いずれも力作です。

 コンクールは九州・山口を除く38都道府県の5515校から58万4972点の応募があり、最優秀の文部科学大臣賞4点、優秀賞8点の計12点を展示しています。2月に都内であった表彰式では、群馬県伊勢崎市立北小6年の千輝(ちぎら)小夏さんが受賞者を代表して「本はまだ知らぬ世界を見せてくれる。これからもいつもそばに本を置き、毎日を過ごしたい」とあいさつしました

 コンクールは1983年、「読書の感動を絵画表現することで読書力、表現力を養う」のを目的に近畿地方で始まりました。第1回の参加校と応募点数は3717校14万5106点で、実施地域の拡大に伴って参加校と応募点数が増えてきました。

 春、満開――。サクラの装飾で館内を彩る「さくらフェア」が今、パレスサイドビルで開催中です。正面玄関の受付周りや、地下1階と1階をつなぐ「夢の階段」に並ぶサクラの花。地下1階と1階の店頭にもサクラの花咲く枝を飾り付け、春の訪れを告げています。

 地下1階東のポップアップスペースの壁面にはサクラの木を描いた特大サイズの壁紙が登場しています。サクラの花を模したカードが用意してあり、ビル利用者が思い思いに感謝の気持ちを書き込んだカードを枝に張り付けていくと、満開のサクラが現れるという趣向です。

 千代田区の花であるサクラを守る樹木治療や養生などの活動事業に充てる「千代田区さくら基金」にも協力し、活動を紹介するポスターとともに、募金箱を設けているほか、1000万円を目標額に募集が始まった「千代田区さくら基金クラウドファンディング」の告知ポスターも掲出しています。フェアは4月5日まで。

 全国火災予防運動(3月1~7日)に合わせたパレスサイドビルの春の総合消防訓練が3月8日、ビル屋上などであり、テナントの従業員ら300人以上が参加しました。

 午前中に時折、舞っていた雪は昼前にはやみ、晴れ間ものぞく中、訓練は午後2時30分からスタートしました。震度6強の地震が起きたという想定で始まり、机の下で身の安全を守る初動措置訓練に続き、館内放送に従って、テナント外へ避難しました。屋上に集合した後、参加者は消火器や屋内消火栓で放水する訓練や、自動体外式除細動器(AED)を使った救命訓練に取り組みました。

 また、西口玄関前には東京消防庁のVR(仮想現実)防災体験車が登場し、参加者は映像や揺れを感じながら、地震を疑似体験しました=写真。

 日本の東の海上で発達している低気圧の影響で、東京は27日、前日と同様に非常に強い風が吹いています。東京都八王子市では2月の観測史上最大となる最大瞬間風速28.1メートルを記録しました。猛烈な風が吹きつける中、パレスサイドビルお隣の丸紅本社前にある2本のカワヅザクラ(河津桜)が見ごろを迎えています。

 強風のため、首都圏の鉄道は一部で運転を見合わせるなど、ダイヤの乱れが相次ぎました。関東の風は夕方にはピークを越える見込みです。カワヅザクラは枝を大きく揺らしながらも、強風に負けじと可憐な花を咲かせていました。

 もうすぐ春ですね。心弾む季節なのですが、年度変わりに伴う環境の変化で体調を崩す人も少なくようです。快適に過ごすための準備の仕方を伝授するイベント「春の心地よさを呼び込む『こころ』メンテ術」が3月16日(土)午後2時から、パレスサイドビル1階の千代田区障害者よろず相談MOFCAで開かれます。

 講師は臨床心理士・相談支援専門員の井上侑さん。大学病院やクリニックでの臨床経験を経て現在は、企業のメンタルヘルス向けカウンセリングをはじめ、障害者雇用全般のサポートや各種の研修を担当しています。座学だけでなく、経験談や実践も織り交ぜたトークや、身体を動かしたり、音楽を奏でたりと楽しく過ごしながら学べます。

 参加は千代田区在住、在勤、在学の方(家族、関係者も含む)が対象で、定員は20人(先着順)。参加費は無料。問い合わせ・申し込みみはMOFCAへ。電話 03・6269・9755、 FAX 03・6269・9754、 MAIL: mofca@mofmof.co.jp 。いずれかの方法で申し込みを。締め切りは3月15日午後7時。

 関東地方は14日、高気圧に覆われたため、各地で晴れ間が広がりました。東京都心は気温がグングン上昇し、午後1時には17.3度を記録しました。陽気に誘われて、パレスサイドビルお隣の丸紅本社前にあるカワヅザクラ(河津桜)も開花が進み、間もなく見ごろを迎えそうです。

 14日は午後、さらに気温が上がり、前日に続いて4月並みの暖かさとなる見込み。15日も晴れて陽気が続きますが、低気圧からのびる前線が本州に南下するため、次第に曇り空が広がるなど、天気は下り坂となる見通しです。

 確定申告の受け付け(2月16日~3月15日)を前に、東京税理士会麹町支部主催による恒例の確定申告相談会(無料)が7日、ビル1階正面玄関脇のフリースペースで始まりました。9日までの3日間の予定で開催し、各日とも10~16時、税理士が相談に応じます。

 相談会は原則、給与所得者が対象です。給与所得のある方のうち、①多額の医療費を支払った②特定の寄付(ふるさと納税)をした③一定要件のマイホーム取得などで住宅ローンがある――などの場合は、申告方法を含め、相談してみてください。

 会場の混雑防止のため、事前予約(各日先着20人)を受け付けます。予約希望は東京税理士会麹町支部(☎03・3264・0049)へ。

 きのう4日は立春でした。暦の上では春というわけですが、パレスサイドビルお隣の丸紅本社前にあるカワヅザクラ(河津桜)は先週、つぼみがほころび始め、数輪の色鮮やかな花を咲かせています。春の足音が近づいています。

 とはいえ、この時期の天気は短い周期で変わっていくものです。低気圧が発達しながら、本州の南岸から東へ進む影響で、関東地方は5日昼から6日夜にかけて雪が降り、山沿いや山地を中心に大雪になる恐れがあります。気温が低くなった場合は警報級の大雪となる可能性あるため、気象庁は路面凍結や交通障害への注意を呼びかけています。

 昨年12月、ビル地下1階にオープンしたドラッグストア「トモズ竹橋パレスサイド店」が2月1日、併設する調剤薬局の業務をスタートさせます。首都圏を中心に200店舗以上を展開しているトモズは、7割以上の店舗が調剤の機能を備えており、「医薬品や日用品の販売と、調剤薬局の機能を備えた、かかりつけ薬局」を目指しています。

 同社によると、「調剤」に関する高い専門性を持つ薬剤師が市販薬やサプリメントとの飲み合わせなどについても総合的に判断し、安全な服薬のサポートをします。LINEミニアプリ「どこでも処方せん送信」で来局前に処方せんを撮影・送信し、効率的に薬を受け取ることも可能ですが、調剤の待ち時間を生かして、店内で化粧品や、日用雑貨、食料品の買い物が楽しめるのも併設薬局の利点といえます。

 処方せんの受付は平日9~18時で、土日祝は休業。 

 毎日新聞社が元日に発表した「第65回毎日芸術賞」は、美術家の大竹伸朗氏ら5人が受賞しました。大竹氏は16年ぶりの大規模な回顧展「大竹伸朗展」(東京国立近代美術館など)が評価を受けました。

 1955年生まれの大竹氏は現代日本を代表するアーティストの一人。絵画や版画、映像、コラージュなど、幅広い分野で創作活動を続けています。「大竹伸朗展」は初期作から近作まで約500点を展示し、「すべての作品が時空を超えて渾然一体となり、展覧会全体が大竹伸朗の人生における瞬間瞬間の蓄積、記憶や感情の凝縮するミクロコスモスと化していた」との高い評価を得ました。

 当ブログは2022年12月、ビルお隣の国立近代美術館で開催中の「大竹伸朗展」を紹介しました。美術館の2階テラスに並ぶ「宇和島駅」のネオンサイン、その奥には「東京国立近代美術館」の文字看板が見える奇妙な光景の写真を掲載しました。これも作品の一つで、大竹氏は毎日新聞のインタビューで、「(二つの)文字が、自分の視点の移動によって重なっていって、離れる。これもコラージュ」と説明していました。

 毎日芸術賞の贈呈式は2月8日、東京のホテル椿山荘東京で。

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