社史の蔵書数が国内最大規模を誇る神奈川県立川崎図書館(川崎市川崎区)のコレクションの一部、約100点の社史を集めた「社史フェアin千代田」(毎日新聞社、県立川崎図書館共催)が7月16、17の両日、パレスサイドビル地下1階の毎日ホールで開かれます。毎日新聞社の写真データベース「毎日フォトバンク」からは、社史で利用数が多かった報道写真15点も併せて展示します。入場無料。社史の「今」に触れてみてください。

 川崎図書館の社史蔵書数は現在、約2万2000冊と、量・質ともに全国屈指です。2014年からは「社史フェア」を毎年、開催しており、特別版として開く「社史フェアin千代田」は最近のフェア来場者から聞いた「お気に入りの社史」約80点を解説パネル付きで展示するほか、ユニークな社史約20点も展示します。

 国内最大規模の法人向け写真データベース「毎日フォトバンク」が公開している報道写真は多くの社史・記念誌にも使用されており、利用が多かった人気の写真とともに、実際に活用された社史も展示します。

 パレスサイドビルのテナントに勤める従業員を対象にした上級救命講習が10日、ビル地下1階の毎日ホールであり、参加した38人がAED(自動体外式除細動器)の操作方法や、急病人・けが人に対応するための技術や知識を学びました。

 講習は朝9時から始まり、昼食をはさんで夕方まで続きます。実技を中心に人型の人形を使って胸骨圧迫や、人工呼吸などの心肺蘇生法、応急手当、異物除去、搬送法などを学びます。

 パレスサイドビルは2014年から、「1事業所1人以上の上級救命講習受講修了者の配置」を目標に、テナント向けの上級救命講習を主催してきました。

 パレスサイドビルで開催中の「七夕まつり」は佳境を迎え、ビル地下1階通路に並ぶ笹の葉飾りは、願い事を書き込んだ無数の短冊が結わえられて鈴なりです。来週明けの7~9日の3日間は、豪華賞品が当たる抽選会が催されます。

 ビル飲食店・ショップの有志でつくる「パレスサイドビル名店会」(石岡麻美子会長)が主催する抽選会はまつり期間中、加盟各店が会計500円ごとに1枚配布した抽選補助券を集め、補助券5枚で1回、抽選器(ガラポン)が回せます。

 主な賞品は1等がアップル・ウォッチ、ワイヤレスイヤフォン、トースター(各1本)、2等ドライヤー(5本)、毎日ビルディング賞が旅行券5万円分(6本)などです。抽選会は7~9日の各日11時~19時にあります。

 木板などに文字を刻する「刻字」の第一人者である安藤豐邨(ほうそん)さんの作品4点が今、パレスサイドビル1階の毎日書道会ショーウインドーに展示されています。展示は来月3日まで。

 安藤さんは1951年、愛知県豊田市生まれ。中学で書に興味を持ち、山梨県の都留文科大で書家・刻字作家の渡辺寒鴎(かんおう)さんに師事して刻字の魅力にとりつかれました。2007年の第59回毎日書道展(毎日新聞社など主催)で最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。現在は日本刻字協会理事長などを務めています。。

 展示作品は刻字と書の各2点。木板を彫る刻字は立体的、かつ大きな作品で、施された彩色によって迫力満点です。「書のアート」とも呼ばれる刻字の魅力が楽しめます。

 パレスサイドビル恒例の夏の風物詩、七夕飾りが今週、登場しました。色鮮やかな吹き流しや、短冊を結わえる笹の葉飾りなどをビル1階・地下1階中央廊下や吹き抜けなどに設け、華やいだ空間を演出しています。

 7月7日の七夕は、織姫と彦星が1年に1度会うことが許された日。吹き流しは織姫の織り糸を象徴しており、織り糸を垂らした形を表して、機織り(はたおり)や技芸の上達を祈願しました。ビルが天井から吊るした大きな吹き流しは27本あり、うち6本は「仙台七夕まつり」で飾った長さ3.5㍍もある豪華な吹き流しなどです。1階と地下1階の各店舗や事務所の前にミニ笹の葉飾りを掲げました。

 願い事を短冊に書き込むコーナーもあり、ランチ客らが願い事を書いた短冊を笹の葉飾りに結わえていました。

 銘菓を中心に埼玉の数多くの食品を集めた物産展が9日、パレスサイドビル1階の正面玄関わきのフリースペースで始まりました。行田市名物の「十万石まんじゅう」をはじめ、全国ブランドとなった「草加せんべい」など200種を超える菓子や珍味などが並び、初日から客が引きも切らない盛況ぶりでした。

 店側によると、埼玉は東京の隣と近いものの、足を運ぶ機会が少ないためか、見たことも、食べたこともないという商品が少なくありません。物産展では県内の「道の駅」や、祭りなどの各種イベントで出品される菓子などの食品を厳選し、販売しています。

 熊谷市などの銘菓として知られる「五家宝(ごかぼう)」や、川越特産のサツマイモを用いたまんじゅうやカステラなど、甘党にはたまらない商品がズラリ。埼玉名物の肉汁うどんや、秩父名物の「自然薯そば」「くるみ生そば」「そうめん」類も豊富です。物産展は今月13日(金)まで。

 「燃える男」「ミスター・ジャイアンツ」と呼ばれ、プロ野球・巨人の名三塁手として活躍した長嶋茂雄さんが3日朝、89歳で亡くなりました。天覧試合で放った劇的なサヨナラ本塁打など、大舞台で無類の勝負強さを発揮し、野球ファンの枠を超えて国民的な人気を誇りました。

 現役を退いた後、巨人の監督を2期15年にわたって務め、2003年1月にアテネ五輪出場を目指す日本代表監督に就任したものの、翌04年3月に脳こうそくで倒れました。懸命のリハビリで回復し、13年5月に愛弟子の松井秀喜さんとそろって国民栄誉賞を受賞しました。

 その年の7月、長嶋さんは東京ドームで開かれていた社会人野球の最高峰、第84回都市対抗野球大会(毎日新聞社など主催)の1回戦を観戦しました。試合前の練習をグラウンドで見つめながら、「僕はここで野球をしていたからね。やっぱりいいよね。思わず(グラウンドに)出てしまった」と語りました。また、野球関係者に向けて長嶋さんは「野球はやはりいい。みんなで日本の野球を強くしていこう」と呼びかけていました。

 独特の辛さと風味が売り物の中国料理店「香福麻辣湯(シャンフーマーラータン)」が27日、ビル地下1階東にオープンしました。中国四川省が発祥の麻辣湯は花椒とトウガラシが効いた辛いスープ料理で、ヘルシー志向が強い若い女性を中心に人気が広がり始めています。

 メニューはトッピングと辛さが選べる麻辣湯(600円~)と、すき焼き風の魯肉飯(ルーローハン、580円~)の2種類。麻辣湯を注文する場合は①スープを選ぶ②麺を選ぶ③辛さ(0辛~5辛)を選ぶ④トッピングを選ぶ――を選択し、自分好みの味に仕上げる楽しみがあります。

 チェーン店「シャングリラズシークレット」の創業メンバーが出店しました。30種類以上の乾燥キノコから煮出した「シャングリラシークレット」のキノコ出汁「ブラックスープ」をベースにした麻辣湯を提供します。

 今月17日に開幕した国内最大規模の建築体験イベント「東京建築祭2025」(東京建築祭実行委員会主催)にパレスサイドビルは初参加し、本日19日からビル建設工事中の写真や設計図面などの建築資料を紹介する特別展示を始めました。特別展示は24日まで。

 東京建築祭は建物内の通常は入れないエリアの公開や、トークイベントなどの多彩な催しで建築の魅力に触れてもらう体験イベントで、延べ6万5000人が来場した昨年の初開催に続いて2回目。開催エリアを拡大した結果、参加建築数は昨年の54カ所から、今年はパレスサイドビルを含む90カ所以上に増えました。

 パレスサイドビルの特別展示は空撮によるビル建設予定地と開館時のビルの全景、竹橋駅開業における開通式セレモニー、ビル開館披露パーティーなどの写真のほか、ルーバーと雨どいの外壁構成図などをビル地下1階の毎日ホール横ショーウインドー「パレスサイドビル・コーナー」で展覧します。ビル竣工時までの軌跡を追った「パレスサイドビル 完成までの記録」の記録映像も流しています。

 梅雨入りを前に、パレスサイドビルで11日、水害に備えた水防訓練があり、ビル関係者約60人が参加しました。ビル地下2階の出入り口2カ所で防水扉の閉鎖作業に取り組んだほか、地下駐車場の地上入り口をはじめとしたビル各所で防水板の設置手順を確認しながらの訓練を実施しました。

 地下鉄竹橋駅改札に続くエスカレーター前の出入り口では、格納されている巨大な防水扉を数人がかりで引っ張り出した=写真=うえで、ビルの内側から補強の鉄棒を取り付けて固定しました。

 近年は台風や集中豪雨などによる都市型水害が各地で頻発しています。年1回の水防訓練によって、いざという時に備えます。

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