紅葉の季節を迎え、皇居・乾通りの一般公開がこの週末から始まり、初日は1万人を超える人たちが色づいた木々を愛でました。週明けの27日は寒気が緩んだこともあり、朝から多くの人たちが訪れていました。公開は12月3日までです。

 乾通りは2014年4月、上皇さまの傘寿(80歳)を記念して初めて一般に公開しました。毎年春と秋に実施していましたが、20年春からコロナ禍で中止が続いた後、22年秋から復活しました。

 入場者は東京駅寄りの坂下門から入り、北の丸公園方面の乾門までの約750メートルを一方通行で進みます。乾通り沿いのイロハモミジやトウカエデなどが色づいているものの、秋に入ってから暖かい日が続いたため、紅葉のピークはこれからといった風情でした。

 日本・ペルー両国の外交関係樹立150周年を記念した展覧会「アンデスのツボ―器で旅する北ペルー―」(天理大学附属天理参考館主催)が12月2日まで、千代田区神田錦町1の東京天理ビル9階「天理ギャラリー」で開かれています。会期末まで、あと10日。古代の息吹に一度、触れてみては。

 ペルーを中心とする中央アンデス地帯では古代文化が栄え、各地で多種多様な土器が誕生しました。19世紀後半以降、考古学的価値の評価が高まった結果、贋作づくりが盛んになりました。本展はペルー北部地域の土器資料の真作と贋作を展示するというユニークな試みで、動物や果物を模した土器や、贋作など天理参考館(奈良県)所蔵の約60点が並びます。

 同館は「インカ帝国のイメージが先行する中央アンデス地帯ですが、本展を通じて多様な文化の存在と現代ペルー社会に生きる人々のたくましさを感じていただければ」と説明しています。

 開館は午前9時半~午後5時半で、日曜は休館。入場料は600円、高校生以下は無料。

 カラフルな和傘に、艶やかな提灯が誘います――。京都の人気菓子やグルメを集めた「京都物産展」が13日、パレスサイドビル1階の正面玄関わきのフリースペースで始まりました。ビルでは初開催となる京都物産展は週末を除いて今月22日(水)まで開かれます。

 生八ツ橋や、わらび餅、くず餅、琥珀糖、そばぼうろ、ようかんといった定番をはじめ、新登場の菓子類がずらりと並びます。宇治茶のほか、しば漬け、すぐき、奈良漬けといった各種漬物、さらにはちりめん山椒、湯葉、タケノコご飯の素、クリご飯の素、九条ネギが入った「八味」、九条ネギ入りのもろきゅう味噌といった京都ならではの商品も豊富です。

 値下げして半額になった商品もいくつかありました。京都好きの皆さん、ぜひおこしやす。

 地域が一体となって美化活動に取り組む「千代田区一斉清掃の日」の6日、パレスサイドビルからも管内テナントの従業員有志約80人が参加し、ビル周辺のごみ拾いに汗を流しました。

 一斉清掃は千代田区で生活している人たちが自らの手で街を美しくしていこうと1999年から始まり、現在は「千代田区生活環境条例」に基づいて毎年6月と11月の2回、実施しています。

 参加者は午前8時、ビル西口玄関前に集合した後、ビル側が用意した軍手、ごみを拾うはさみ(トング)、ゴミ袋を手に手に清掃活動がスタートしました。吸い殻や空き缶、ペットボトルなどのごみを東正面玄関前に集め、回収したごみは90リットル袋で10袋に上りました。

 「本の街」として世界最大規模を誇る神保町は先週末から、多くの人が訪れています。63回目を迎えた東京名物の「神田古本まつり」が27日に開幕し、その数、100万冊余りとされる古書を目当てに読書好きが集まっているのです。全国各地はもとより、海外からも多くの読書人が訪れる一大イベントで神保町は11月3日までの1週間、本と人で埋め尽くされます。

 「読書週間」に合わせて1960年から始まった恒例行事です。神保町交差点を中心に靖国通り沿いの歩道に本を並べたワゴンが軒を連ねる光景はまさに壮観で、書店と書棚に囲まれた「本の回廊」は全長500メートルに及びます。

 神保町は明治時代の初期から、神田駿河台周辺に学校が相次いで設立されたため、書籍商が集まって古書店街を形成したとされます。一帯は「カレーの街」としても知られ、11月4、5の両日は、ナンバーワンを決める「第11回神田カレーグランプリ2023」も開かれます。
 

 さば寿司と、わらび餅などの和菓子を販売する京都・嵯峨野が本店の「和泉家吉之助」が23日、パレスサイドビル地下2階の竹橋駅改札口横スペースに出店し、27日まで販売します。脂がのったマサバをこだわりの製法で仕上げた逸品で、同社は「本物の竹の皮で包んでおり、その香りを楽しみながら、召し上がりください」とPRしています。

 同社によると、吉之助のさば寿しはしょう油いらずで、しっかりした味と風味が特長です。特製合わせ酢でしめた寿司はしめさば寿し、焼きさば寿し、みそ焼きさば寿しの計3種(いずれも1本1890円=税込み)。それぞれが異なる味わいで、みそ焼きは「柚子みその西京焼き」で、ほかにはないオリジナルです。シャリは独自の水分量と湿度管理で炊き方に徹底的に追求しました。サバの身は分厚いものの、女性でも食べやすいサイズにカットしているから、うれしいですね。

 わらび餅は「きなこ」「抹茶うぐいす」の2種あり、ほかに塩豆大福、芋けんぴ、めかぶ茶も販売しています。同社は「相性の良い、お寿しと和菓子でホッとする和のひとときをお過ごしください」と話しています。

 東京都赤十字血液センターが20日、パレスサイドビル西口玄関前に献血バスを派遣し、献血への協力を呼びかけます。日本赤十字社関東甲信越ブロック血液センターは、特に輸血用血液製剤(赤血球製剤)の在庫が減少しているとして、血液A型とO型の献血(400ml)への協力を呼び掛けています。

 パレスサイドビルは春秋の年2回、献血会場を設けています。当日の受付時間は昼休みを除いた10~11時と12時30分~16時です。採血自体の所要時間は10分程度ですが、問診などを含めると受付から終了まで30~40分。協力いただいた方にはALT(GTP)、γ・GTPなどの検査結果を提供しており、日赤は「健康管理にお役立てください」と説明しています。

 関東甲信越ブロック血液センターによると、管内1都9県では平日の献血協力者が計画人数を下回っており、特にA型とO型が適正在庫(医療機関に対する平日の供給3日分)に達していない状況です。ぜひ、皆さまのご協力をお願いします。

 パレスサイドビルの魅力を紹介したNHKの特別番組『すこぶるアガるビル』(89分間)が今週末の15日午後4時、NHK-BSプレミアムで放映されます。2021年11月に放映した同番組の再放送となります。お見逃しの方はぜひ、ご視聴ください。

 大学で建築を学んだお笑い芸人の田中卓志さん(アンガールズ)と、建物好きという俳優の青木崇高さんがパレスサイドビルを訪ね、その魅力とともに設計・建設にかかわる秘話などを番組冒頭の約30分間、紹介します。パレスサイドビル以外では、日比谷の日生劇場、西新宿の京王プラザホテル、新宿三井ビルディングも取り上げます。

 『すこぶるアガるビル』は好評のため、シリーズ化しており、これまでに中野サンプラザや、ホテルニューオータニ、梅田スカイビル(大阪)、サンシャインシティなどを紹介しています。

 パレスサイドビル地下1階東に昨年11月に登場した防音個室ブース「テレキューブ」(1人用)が好評なため、さらに1台を隣に増設し、10月3日から2台体制での運用を始めました。騒音を遮断し、プライバシーが守られた快適空間なら、仕事効率はアップします。ぜひ、ご利用ください。

 株式会社ブイキューブが2017年から、「ウェブ会議をする場所がない」というオフィスワーカーの悩みを解決するために始めたサービスです。新型コロナウイルスの感染拡大によるテレワーク需要の高まりで設置個所が急増し、今年7月現在、国内の設置台数は2万台を超えています(同社調べ)。

 ブース内にはテーブル、椅子、電源コンセントがあり、資料作成やメールなどの業務、電話やウェブ会議が可能です。

 ラグビー・ワールドカップ(W杯)フランス大会は日本時間の29日午前4時、日本代表がサモア代表との第3戦に臨み、28―22で競り勝ちました。終盤、サモアの猛攻を受けながら、日本がどうにか逃げ切った形でした。テレビでの試合観戦後の朝、丸の内ラグビー神社を参拝し、8強入りをかけた次戦の勝利をお願いしてきました。

 参拝したのは午前7時すぎ。テレビ観戦を終えたばかりでしょうか、サラリーマン風の男性2人が立て続けに、スマホで神社の全景を撮影していました。社殿わきの絵馬掛けには、勝利を祈願した絵馬が鈴なりです。中にはサモア戦で活躍した選手による絵馬も。トライを決めたリーチ・マイケル選手は「証明」と書き、稲垣啓太選手は「感謝」、姫野和樹選手は「情熱」としたためていました。

 2勝1敗で勝ち点9の日本は10月8日のアルゼンチン戦に勝てば、3勝1敗で自力での2位が確定し、3戦全勝で1位通過が確定したイングランドとともに決勝トーナメントへの進出が決まります。
 
 頑張れ、日本!

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