2010年9月に訪中した毎日書道展会員賞受賞者による研修視察団のメンバーを中心に構成した「大一丸倶楽部」の書展が今月27日までの日程で、パレスサイドビル1階のアートサロン毎日で開かれています。「13年の軌跡」と銘打った作品展には、団長を務めた辻元大雲氏、副団長の丸尾鎌使氏ら15人の秀作が並んでいます。

 大一丸倶楽部のメンバーは訪中後、フランス・パリやオーストリア・ウィーンでも作品展を開催したほか、東日本大震災の被災地でのチャリティー展も開催してきました。これまでの活動を振り返る作品展を数年来、企画してきましたが、新型コロナ禍のため、なかなか実現しませんでした。

 訪中以降のメンバーの成長を披露する作品展は、書の素晴らしさや、楽しさが味わえます。入場無料。

 高級紳士服地メーカー「御幸毛織」のメンズ・レディース向けのオーダースーツ販売会が16日から19日までの4日間の日程で、ビル1階の正面玄関わきのフリースペースで始まりました。御幸毛織が運営するストア「ミユキ・クラフツ・スーツ」の期間限定店で、オーダースーツのほか、スペシャルプライスの商品も登場しています。

 店側の説明によると、御幸毛織は創業1905(明治38)年以来、1世紀以上にわたって常に最高の品質を目指してきました。日本人の体型や、日本の気候を知り尽くした生地メーカーだからこそできる理想の形を追求しました。快適な着心地の袖作り、腰からヒップを美しく見せる隠し技、肩裏のユトリで着心地をサポート、楽なのに吸い付いてくるウエスト......。さまざまな技術が「ミユキ」ブランドを支えています。

 オーダースーツは1着4万4000円から、2着7万7000円から。このほか、既製品スペシャルプライスとしてスーツ1万6500円、ジャケット1万1000円、パンツ5500円で、2点以上の購入でさらに20%オフ。ネクタイ、本革ベルト、ニットポロシャツも販売しています。

 パレスサイドビルのテナントを対象にした上級救命講習が9日、ビル地下1階の毎日ホールであり、参加者はAED(自動体外式除細動器)の操作方法や、急病人・けが人に対応できる技術や知識を学びました。パレスサイドビルのテナント18事業所の32人のほか、毎日ビルディングが管理する毎日日本橋ビルの関係者13人も参加しました。

 応急手当講習は大別すると、成人の心肺蘇生法、AEDの使用法、気道異物除去法を習得する普通救命講習と、普通救命講習の内容に加えて小児・乳児の心肺蘇生法、外傷の手当て、保温法、体位管理法、搬送法を学ぶ上級救命講習があります。パレスサイドビルは10年前の2014年から、「1事業所1人以上の上級救命講習受講修了者の配置」を目標に、テナント向け上級救命講習を主催してきました。

 講習は公益財団法人東京防災救急協会の講師4人を迎えて朝9時から始まり、昼食をはさんで夕方までの計約8時間にわたって、実技を中心にみっちりと続きました。

 明日3日から新紙幣の発行が始まります。新1万円札の肖像で登場する渋沢栄一の生誕地・埼玉県深谷市の特産品などを扱うビル地下1階「毎日通販まいにち館パレスサイドビル店」は店頭に新紙幣発行記念グッズ販売コーナーを設け、渋沢関連の商品を販売しています。

 毎日広告社が運営する「まいにち館」は、かねて「道の駅おかべ」(深谷市)から取り寄せた採れたて野菜を扱うなどしてきました。販売している渋沢関連商品は新1万円札をかたどったフェイスタオル(1200円)や、ハンカチ(715円)、しおり(770円)、ミニチョコ(1188円)など。

 中でも人気は「お札せんべい6枚入り」(540円)で、渋沢とともに、津田梅子の新5000円札、北里柴三郎の新1000円札をモチーフにした3種の図柄のせんべいが各2枚入っています。

 パレスサイドビル西口玄関前に毎週木曜日、登場するキッチンカーは来月、営業開始から丸1年を迎えます。当初のキッチンカーからは入れ替わり、現在はハンバーガーと、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」それぞれを提供する2台がランチ時に営業し、好評を博しています。

 ボリュームたっぷりのバーガーを提供する「WAYBACK BURGERS(ウェイバックバーガーズ)表参道1号」は、100%牛肉のパティを使用しています。看板メニューはオーダーが入ってからスマッシュし、肉のうま味を引き出した「クラシックバーガー」です。バターオイルを染み込ませてトーストしたバンズとチェダーチーズの濃厚な味わいの「チージーバーガー」や、オニオンリングとBBQソースで仕上げた「ロデオバーガー」もおすすめ。揚げたてのフレンチフライ、オニオンリングも自慢です。

 バインミーを提供する「Taka Banh mi(タカバインミー)」は、焼豚とベトナムハムを使用した「スタンダード・バインミー」や、たまご焼きを追加して、うま味をアップした「スペシャル・バインミー」など種類が豊富。下味を付けた焼き豚が入った「焼き豚ライス」や、ベトナムの角煮が入った「ベトナムの角煮ライス」など、本場の味にこだわっています。

 ビル内の飲食店をご利用いただき、たまには気分を変えてキッチンカーでランチタイムをお楽しみください。

 18日、東京地方は終日、雨模様です。パレスサイドビルの隣に建つ住友商事竹橋ビルの前では、雨滴を浴びた真っ白なアナベル(アメリカアジサイ)が鮮やかに咲き誇っていました

 ガーデニング関係のネット情報によると、その花名の由来は1910年、米イリノイ州アンナの近くで発見されたことから、町名「アンナ」と、美しいを意味する「ベラ」を掛け合わせたという説が有力です。一般的なアジサイ(ヤマアジサイ、ガクアジサイ、カシワバアジサイ)は花の色が変化するため、「移り気」「浮気」とあまり良い意味を持たない花言葉に対し、アナベルは「ひたむきな愛」「辛抱強い愛情」と対照的なのが面白いですね。

 首都圏は19日以降、天気は回復します。大雨による災害も心配ですが、アジサイにふさわしい梅雨入りが平年(6月7日ごろ)より遅れているのもちょっと気掛かりです。

 パレスサイドビルの夏の風物詩、七夕飾りが10 日、お目見えしました。ビル飲食店・ショップの有志で構成する「パレスサイドビル名店会」(島田幸正会長)が催してきた恒例の「七夕まつり」にビル側が協力し、カラフルな吹き流しや、短冊を結わえる笹の葉飾りなどをビル1階・地下1階中央廊下の吹き抜けなどに飾り付けて、華やかな空間を演出しました。

 天井から吊るした大きな吹き流しは27本あり、昨年よりも12本増やしました。うち3本は「東北三大祭り」として知られる「仙台七夕まつり」でも飾った長さ3.5㍍もある青・緑・黄の豪華な吹き流しです。地下1階通路には笹の葉飾りの台2基を設置したほか、1階と地下1階の各店舗や事務所の前にミニ笹の葉飾りを掲げました。

 願い事を短冊に書き込む人気のコーナーは今年も登場し、初日から食事帰りの人たちが思い思いの願い事を書いた短冊を笹の葉飾りに結わえていました。まつりの後、短冊は神田明神に奉納する予定です。

 地域で美化運動に取り組む「千代田区一斉清掃の日」の6日、パレスサイドビルからも館内テナントの有志約80人が参加し、ビル周辺のごみ拾いに汗を流しました。

 一斉清掃は千代田区に住み、あるいは働いている人たち自身が街を美しくしていこうという「区生活環境条例」に基づいて毎年6月と11月に実施しており、パレスサイドビルは運動がスタートした1999年から参加しています。

 参加者は午前8時、竹橋交差点前のビル西口玄関前に集まり、ビル側が用意した軍手や、ごみを拾うはさみ(トング)、ゴミ袋を受け取った後、ビル周辺に一斉に繰り出しました。拾ったごみはビル東正面玄関前に集め、90リットルの袋で11袋に上りました。

 パレスサイドビルは28日、西口玄関の大ひさし(通称アンブレラ)に設置しているミスト発生装置の試運転を実施しました。夏が続くまでの日曜・祝日を除く日中の時間帯、天気や気温、風速など、一定の条件で稼働させます。

 水を噴霧して周囲の気温を下げるミスト発生装置はビルのオーナーである毎日新聞社が2020年、千代田区のヒートアイランド対策の助成を受けて整備しました。アンブレラの内側と外側に取り付けた噴霧ノズルは計28個あり、勢いよく噴き出されたミストによる〝水のカーテン〟が涼感を与えます。

 気象庁は5月に発表した3カ月予報(6~8月)で、今夏は全国的に気温が平年より高くなる見通しで、厳しい猛暑を予想しています。夏の後半には記録的な猛暑を記録した昨年を上回る酷暑となる恐れがあります。ご注意ください。

 「肌トラブルでお悩みの方へ京都からお届けしたい」――。そんな思いから2004年に誕生した「ICHI化粧品」が23日から2日間、パレスサイドビル地下1階東のポップアップストアで、スキンケア用品のお試しセットを無料配布するPRイベントを実施します。

 株式会社ICHIインターナショナルによると、ICHI化粧品のベースとなる水は北アルプス立山連峰の地下300mの地下水脈からくみ上げた温泉水で、硬度20mg/lの軟水です。肌なじみがよく、ミネラル豊富で代謝やバリアの働きをサポートします。また、日本の食文化をヒントに研究開発を進め、保湿効果がある宇治茶葉エキスや、伏見の酒粕エキスといった厳選した成分をバランスよく配合しています。

 23日からのPRイベントは、大人気のお試しセットをLine公式やInstagramなどの登録で無料配布するほか、創業20年目を記念した「サンキューギフトセット」をはじめ、ICHIシリーズを20%オフで販売します。

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