【2026年5月】のアーカイブ

 国内最大規模の建築イベント「東京建築祭2026」(東京建築祭実行委員会主催)は最終日の24日を迎え、パレスサイドビルは屋上庭園を開放する特別公開を実施しました。通常、平日のみ開放している屋上を週末の2日間、開放する特別公開。初日の23日は約2700人が屋上に上がり、2日目の、この日も屋上から眺望を楽しむ人が後を絶ちませんでした。

 ビル地下1階の毎日ホール横ショーウインドーなどで開く特別別展示も最終日を迎え、現代スペイン芸術の巨匠ジュアン・ミロが60年前に揮ごうした「祝毎日」の書(134cm×69cm)や、ビル開館時の外観と内観の写真のほか、ビル空調吹き出し口や、ビル壁面に積み上げた特殊レンガなどの実物を建築ファンが熱心に見入っていました。

 16日に開幕した国内最大規模の建築イベント「東京建築祭2026」(東京建築祭実行委員会主催)に参加したパレスサイドビルでは18日から、1966年のビル開館時の写真や図面などの建築資料の特別展示が始まりました。

 24日までビル地下1階の毎日ホール横ショーウインドーで開く特別別展示は、目玉の一つがピカソと並ぶ現代スペイン芸術の巨匠ジュアン・ミロの手による「祝毎日」の書(134cm×69cm)の公開です。ミロは1966年9月、毎日新聞社が主催した自身の個展に合わせて初めて来日しました。10月4日、開館したばかりのパレスサイドビルに毎日新聞社東京本社を訪ね、ビルの完成を祝って漢字で「祝毎日」と計2枚、揮ごうしました。2枚目の作品が毎日新聞社の収蔵品となり、ビルに譲られた1枚目を今回、展示しています。

 60年前に撮影したビル外観と館内の写真32枚のほか、ショーウインドー向かいの小スペースでは、彫刻家の多田美波がデザインを手掛けたビル空調吹き出し口や、ビル壁面に積み上げた特殊レンガ、柱を飾った組紐などの実物なども展示しています。ビル竣工時までの軌跡を追った毎日映画社の制作による「パレスサイドビル 完成までの記録」(22分)の記録映像を流しています。

 梅雨入りを前に、パレスサイドビルは15日、水害の発生に備えた水防訓練があり、毎日ビルディングなどビル関係者約50人が参加しました。

 ビル内に浸水する恐れがあるビル周囲の危険個所を確認した後、正面玄関など2カ所で防水板の設置方法などを確認したほか、地下駐車場の出口付近では土のうを積み上げる訓練を実施しました。

 また、急な洪水に対応できる軽量で据え付けが簡単な止水板設置の実演があり、取り扱い業者が止水版を次々に接続していきました。

 昭和元年から今年で満100年を迎えたことを記念した政府主催による「昭和100年記念式典」が「昭和の日」の4月29日、日本武道館であり、天皇、皇后両陛下が出席されたほか、首相ら三権の長、各界の代表ら約5600人が参加しました。

 100年の節目で政府は「激動と復興の時代を顧み、将来を考える」として多様な事業を展開しており、皇居東御苑内にある本丸休憩所の増築棟では今、宮内庁が企画した「昭和100年 皇居東御苑開園前の風景展」が開催中です。同展は60年以上前に撮影された東御苑各所の写真と現在の写真と見比べることで、「失われた風景、今も変わらない風景、それぞれを楽しんでもらえれば」(宮内庁)といいます。

 展示しているのは、戦時中の空襲で焼失した「大手門渡櫓(わたりやぐら)跡」と、東御苑の開園に合わせて復元した「大手門渡櫓」をはじめ、警備詰所の「同心番所」と「百人番所」、「天守台」、「平川高麗門」など計12カ所です。会期は12月24日まで。入場無料。

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