ちょっと遅ればせながら、ですが、竹橋のお隣、九段下駅で、都営地下鉄新宿線と東京メトロ半蔵門線のホームが3月につながり、新宿線の新宿方面行き=写真左側=と、半蔵門線の押上方面行=写真右側=が同一ホームで乗り換えられるようになりました。これって、一つのホームを中央で隔てていた壁が撤去されただけのこと。一部でベストセラー本に倣って「バカの壁」なんて呼ばれていたコイツのおかげで、階段を上って、それぞれの改札を通って、階段を下りで乗り換えていましたのですから、歩く距離約95メートル、時間にして1分10秒ほどかかっていました。それがほぼゼロになったわけ。アホらしいことをしてたものです。
お役所仕事、役所の縦割りの弊害ということですが、壁撤去と同時に、他の駅でも、下記のように、乗り継ぎ改善など、努力はしてくれてるようです。
① 日比谷線・秋葉原と新宿線・岩本町を乗り換え駅に(東京メトロと都営の間の乗り換え割引70円を適用)
② 丸ノ内線、南北線・後楽園と三田線、大江戸線・春日はそれぞれホームを無料通過して地上に出られるように
③ 南北線・市ヶ谷と新宿線市ヶ谷もそれぞれホームを無料通過して地上に出られるように
など。門前仲町や六本木のホーム無料通過も来年度には実現する予定とか。
この手の不便な思い、あちこちで多くの方がしているのではないでしょうか。東京メトロの話じゃありませんが、都営新宿線・馬喰横山から地上に出る際、JR馬喰町駅の方に回ったところ、JR構内を通過するには通行料を取られるとは知らず、ムッとした記憶があります。小田急や京王で新宿駅西口の連絡口を通ってJR構内を東口に抜けても通行料なんかいらないのにって思いました。