【2013年7月29日】のアーカイブ

 竹橋はじめとする駅で、スマホなど携帯端末を歩きながら扱う「ながら歩き」への警告ポスター(東京メトロとJR東日本)を7月19日の当ブログで紹介しましたが、ポスターでどれだけ効果あるのかな~と思う方も多いでしょう。正直、私も悲観的なんです。

 そんな時に、海外の粋な注意喚起の手法が伝えられました。「"ほしい未来"をつくるためのヒントを共有するウェブマガジン」と銘打った「greenz.jp」で紹介されたニューヨークのパフォーマンス集団「Improv Everywhere」の取り組みです(http://greenz.jp/2013/06/24/seeing-eye-people/)。日常の街なかに突如現れ、即興のエンターテイメントを繰り広げる人たちだそうですが、彼らの新作映像としてYouTubeにアップされた「Seeing Eye People」(http://www.youtube.com/watch?v=kNyTqIsrk0w&feature=player_embedded)がなかなか秀逸です。

 このネーミングは、英語で盲導犬を表す「seeing eye dog」をもじったも盲導人2.pngので、「盲導人」と言うのでしょう。㊤や㊨の写真のように、オレンジのベストを着た「Seeing Eye People」が盲導犬のように「ながら歩き」する人々の「目」となって道を歩くというパフォーマンスです。「ながら歩き」の人々はついて歩くだけだから、スマホやiPadに集中できるわけですが、その姿の滑稽さと危険を、画像は強烈に印象付けます。greenzの記事は、「『人の振り見て我が振り直せ』ではないか。自戒も込めて」と結んでいます。

 ちなみに、「ながら歩き」はもちろん、日本の専売特許でなく、米国のけが予防機関「Injury Prevention」の調査(シアトルの20か所の交差点で1,102人の歩行者対象)で、3分の1(約330人)は道路を歩きながら電話で話しているか、音楽を聴いているか、携帯電話にテキスト(SMS)を入力しているとのこと。このテキストを入力している人(texters)はそうでない人よりも18%も歩くのに時間がかかり、textersは信号無視や交差点で自動車・歩行者を確認しない確率がそうでない人の約4倍に達するそうです。そして彼らは危険だとわかっていながらも、止めることなく続けるのだそうです。「ながら歩き」しないと歩けないくらいの依存症になってしまっている?

 車両内で映像を流せる電車も増えているのですから、「盲導人」のちょっとブラックな映像を流してみたら、結構、効果があるんじゃないでしょうか。

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