ちょっと手前味噌ですが、パレスサイドビル(三島誠社長)が、この度、東京消防庁のトップである北村吉男消防総監より感謝状をいただいてしまいました。
感謝状というと、人命救助など特定の行為に対して、その都度、贈られるものがよく知られています。例えば今年2月の東京マラソンで、心肺停止になった男性ランナー(30)を救助した歯医者さんら3人に贈られたのは、覚えている方も多いでしょう。
これらとは違って、長年の努力を評価した感謝状もあります。3月7日は1948(昭和23)年のこの日に「消防組織法」が施行され、自治体消防制度の発足とともに「東京消防庁」が設置された「開庁記念日」だそうで、今年は65周年。記念日には毎年、救急医療に携わる方々、消防業務発展に努めた人など、1消防署数件、感謝状が贈られています。パレスサイドビルは「消防に対する深い理解から多年にわたり消防行政の円滑な推進に協力され都民生活の安全と東京消防の発展に寄与されました」との評価をいただいての受章です。
どんな個人も団体も、安全に努めるのは当然ですが、とりわけ外部からの来訪者、通勤・通学途上に通過する人も含め多数が訪れる商業ビルとして、安全への責任は重大です。パレスサイドビルは、従業員、警備員、設備管理員らが毎月、地震対応等の訓練を重ねるほか、ビルの全テナントで「パレスサイドビル共同防火・防災協議会」を組織し、毎年春と秋の2回、総合消防訓練を実施するなど、日ごろからイザっという時に備えています。
ビルを運営する者として当然やるべきことですが、こうした日常的な取り組みを評価していただくのは光栄なこと。今後も感謝状に恥じない「安全・安心」のビルとすべく、努力していきたいと思います。