孵(かえ)りました。カブトムシです。今夏、子供の友達の家から、カブトムシの番(つがい)を我が家に迎えたのが6月10日。その日の深夜(翌日未明)、虫を入れたプラスチックの飼育ケースからガサガサガサと、凄い音。雄が雌を押しつぶしてしまうのでは、といった勢いでした=写真㊧。
先々週、昼間は土にもぐっているはずの番が、潜らずに地表にとどまっています。そこで、番を別の飼育ケースに避難させ、土を掘り返してみました。出てきました。って言うか、出るわ、出るわ、計22匹の幼虫です。大きいもので3センチほど=写真一番㊤、小さいのは5ミリ足らずでしょうか=写真㊨㊤。透明感があって、ちょっと可愛く思えません? 他に卵が3つ=写真㊧㊦=で、これも孵れば計25匹になります。モノの本によれば、1ペアが30~50個の卵を産むといいますから、ひょっとすると、まだ増えるのか。と思っていたら、先週、番のメスが亡く なりました。オスは19日朝現在、存命中ですが、どうやらあと数匹の幼虫が誕生しているようです。
実は、5月に幼虫2匹をもらいうけたのですが、5~6センチくらいまで育ちながら、死んでしまいました。果たして25匹のうち何匹が成虫になるのやら。
飼育の書によると、「幅30センチくらいの大型飼育ケースに幼虫5匹程度」とあります。今でも狭い玄関周辺を大小3つの飼育ケースが占拠していますが、大型の飼育ケースがあと2、3個必要なのかと思うと、気が重いところです。
ちなみに、同じマンションの幼稚園・保育園児~小学生がいるお宅にはカブトムシがほぼ行きわたり、それぞれ、続々おめでたの由。婿・嫁入り先はなさそうです。
子どもは少々怖がって、母親が飼育係っていうお宅は、結構多いんじゃないでしょうか。その飼育係との会話。
♡「こんなにいっぱい飼えな~い」
♠「だよね、だよね」
♡「パレスサイドビルで飼ったら?」
♠「何、アホなこと言ってんの」
♡「皇居に放したら?」
♠「怒られたら、どうすんの?!」
ということで、近所の公園でクヌギを探すことにします。
それにしてもです。こんなカブトムシを「甘い匂いに誘われたあたしはかぶとむし」と恋の歌にしたaikoって、凄い!! とつくづく思う、今日この頃です。