【2013年2月25日】のアーカイブ

 古書店をはじめ多くの書店が集まる本の街、神田神保町。この神田神保町で番地を頼りに目的の建物を探そうと思って歩いて苦労した人は少なくないと思います。

 同町には1~3丁目までありますが、番地は奇数が靖国通りを挟んで南側、偶数が北側にふられており、隣り合わせになっていないのです。番地が増えるにつれ、奇数偶数とも2番ずつ西側のブロックに移っていくのですが、丁境まで行くと奇数のブロックは南側に、偶数のブロックは北側に進んでいき、だんだんと離れていきます。そしてブロックの数は南側と北側では必ずしも同じでないので、番地が進んでいくと、一方が2番ずつ増えていくのに、他方は番地が無いということが起きています。

 例えば、神田神保町1丁目1番は三省堂があるブロックですが、2番は靖国通りを挟んで北側のマクドナルド神保町店のブロックとなり、3番はまた靖国通りの南側の書泉グランデ、4番が靖国通り北側の万年筆専門店・金ペン堂のブロックといった具合です。番地は順次西側に進み、9番、10番が神田神保町2丁目の境、神保町交差点になり、11番は9番のすぐ南側、12番は10番の北側に移り、今度は番地が増えるにつれて南北に分かれて東側に進みます。その後、丁境まで来るとさらに南北はわかれてきます。そして、靖国道理の南側の奇数番地は再開発ビルがある101,103,105番を除くと41番で終わりますが、北側の偶数番地は64番まであります。で、41番と42番は直線距離で400メートルも離れているのです。

 神田神保町2丁目も同様な感じで奇数番は岩波ホールがある1番から始まり23番で終わり、偶数番はセレクトイン・キムラヤ神保町店の2番から増えていって48番まであります。同3丁目も同じ番地のふり方ですが、こちらは偶数番が12番で終わり、南側の奇数番は29番まであります。

 このような番地の振り方は同町だけではありません。神田小川町1~3丁目も靖国通りを挟んで南が奇数、北が偶数ふられています。竹橋のパレスサイドビルすぐそばの神田錦町も1~3丁目ありますが、神田警察通りを挟んで南北で奇数と偶数番、神田駿河台は1,2丁目が明大通り、3,4丁目が本郷通りを挟んで東西に奇数後偶数に割り振られています。

 これらの町は、1962(昭和37)年に施行された「住居表示に関す神保町地図.jpgる法律」がまだ実施されず、昔の地番表示のままになっているからなのです。千代田区では1964年から順次各町で実施を始めたのですが、1980年の紀尾井町以降、住居表示が進まず、区全体で約26%は住居表示でないままになっています。実施していない町があるのは東京23区中7区で、同区では「各町内会をはじめ学識経験者や関係方面の方と協議しているのですが、なかなか進展は見られません。東京の中でも千代田区は遅れています」と話していました。

でも、最近はスマホやPCなどのインターネット地図検索で目的地を表示してくれるので、そんなに不便さを感じなくなってきているのかも知れませんね。

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