ズワイガニのことをいろいろと検索していたら、各地にカニをイメージしたご当地キャラがたくさんいるのを知りました。流行の「ゆるキャラ」ですね。ちょっと紹介します。
とりあえず鳥取県。調べただけで4人(?)。それぞれ雰囲気が異なり、バラエティーに富んでいます。最初は、鳥取市と近隣4町で作る「鳥取・因幡観光ネットワーク協議会」の観光PRに活躍中のカニーラ=写真㊤、㊦㊨。元々は鳥取で2009年開催の「鳥取・因幡の祭典」マスコットキャラで、松葉ガニ+砂丘ラッキョウという鳥取名産品がモチーフ。相棒のナシータ=写真㊦㊧=と「イナバーズ」のコンビを組んでいます。ちなみに、どちらも性別は♂。
続いてかに太郎=写真㊦㊧。2002年に「カニの街 境港」PRのため「境港カニ水揚げ日本一PR実行委員会」が発足し、「魚と妖怪のコラボ」を目指し水木しげるロード振興会からマスコットとして寄贈されたとか。恥ずかしがり屋ですぐ赤くなるのが特徴だそうです。
ととリン=写真㊦㊥=は2011年秋に鳥取で開かれた第31回全国豊かな海づくり大会のマスコットといいますから、比較的ニューフェース。魚の「とと」と海の「マリン」から名付けたとのこと。チャームポイントは、つぶらな瞳だそうですが、それって、カニのかぶり物と顔と、どっちなんでしょう。「ゆるキャラ(R)カップ」第5回大会(2010年)で全国51のキャラが集まる中で総合優勝。もっとも、開催地は鳥取砂丘ですから、ちょっとお手盛りっぽいかも......。
もう一人、ちょっと異質な美少女系がリトット=写真㊦㊨。鳥取県出身のイラストレーター、企画プロデューサーとして有名な赤井孝美(たかみ)さん=「帰ってきたウルトラマン」特技監督=がデザインした"本格派"だけに、ちょっとカワイ過ぎ? 髪がカニで、ハサミの付け根に巻いてあるのは白ネギ、ワンピースの黄色は砂丘など、鳥取の名産品や観光地を全身に盛り込んています。様々なイベントには、リトットに扮したコスプレーヤーも登場、昨年の「とっとりアニカル(アニメカーニバル)まつり」では「コスプレ参加は登録料1日300円(2日間通し500円)、更衣室の利用時間は10:00~16:00......」などの規制がされたほどで、地元では結構なスターらしいです。
他県にも、いろんなキャラがいますが、続きはまた後日。
カニの話を書いていると、食べたくなります。パレスサイドビルからも地下鉄などで簡単に行ける新橋駅近くの「食のみやこ鳥取県」(港区新橋2-19-4)という県のアンテナショップで産地直送の松葉がにの注文販売を受け付け。鳥取県物産協会のホームページ(http://tottori-bussan.or.jp/product/2012/06502.html)をはじめ、漁師さん自ら運営するサイトなど通販もいろいろあります。