東国原さんが宮崎知事時代に宣伝に力を入れていたマンゴー。チェリモヤ、マンゴスヒンとともに世界の3大美果といわれるほどおいしい果物であることは言うまでもありません。宮崎のほか沖縄や鹿児島などの特産品です。もともとはフィリピンや台湾、タイなどのものです。
日本人には糖度の高さときめ細かい食感からナムドクマイ種が好まれていて、輸入マンゴーの大部分はナムドクマイ種です。ナムドクマイはタイ語で「花のしずく」という意味です。マンゴーは雨季が明ける時期が最もおいしいとされています。
美肌効果やがん予防、高血圧予防、動脈硬化予防などいいことだらけですが、ウルシ科マンゴー属ですので、アレルギーの人は皮や果汁でかぶれることもあるので要注意です。
マンゴーのカットの仕方としては「花切り」が定着しています。「花切り」の要領は3枚おろしです。中欧の平たい種を避け、魚を3枚におろすように包丁を入れ、上下の切った面に、さいの目状に切り目を入れます。そして両手で皮を押して果肉をそり返すと花のような形になります。種の残った真ん中の部分をガブリと食べるか、カットして上品に食べるかはご自由です。