第84回都市対抗野球大会(毎日新聞社、日本野球連盟主催)が迫ってきました。トーンメント表がパレスサイドビル1階東側のフリースペースに掲示され、前景気をあおっています。本大会は7月12日から23日まで。12日間の熱い戦いが楽しみです。
組み合わせ抽選会は6月20日に日本教育会館でファンら約300人を集めて公開で行われました。開幕戦は昨年、最多記録を更新する10回目の優勝を果たした横浜市・JX−ENEOSが大阪市・NTT西日本の挑戦を受けます。ちなみに、NTTはパレスサイドビルにグループ会社のNTTビジネスアソシエ、NTTデータが入居していますが、今大会も東京都・NTT東日本と西日本の東西アベック出場する常連さん。このほか、昨年は準優勝した東京都・JR東日本、東日本大震災の後では初めて本大会に駒を進めた石巻市・日本製紙石巻、沖縄県勢初勝利がかかる浦添市・沖縄電力などの戦いぶりも気になります。
今年のキャッチフレーズは「野球がつなぐ地域の思い プレーで魅せる喜びと感動」。社会人野球は、プロにも劣らないパワーと、高校野球と同じトーナメント一発勝負のスリルが同居するのがたまらない魅力ですが、地域代表というもの味わい深いところ。今年も、特別仕立ての列車やバスで、大勢の人たちが押し寄せることでしょう。地域色豊かな応援合戦も注目です。
近年で印象に残る大会は、5年前の79回大会です。当時の新日本石油(現JX−ENEOS)の田澤純一投手(現ボストン・レッドソックス)やホンダの長野久義内野手(現巨人軍)が大活躍して大変盛り上がったのを覚えています。(その年のドラフトでの田澤問題も騒ぎになりましたっけネ・・・)
皆さんも夏の夜の熱い球宴をビール片手に観戦してはいかがでしょうか!