パレスサイドビル1階のファミリーマートで買ったパンに、気になる表示。
「クロワッサンサンド(茨城県産アンデスメロンのホイップ)」。赤地に白抜きで「山崎製パン古河工場発案」の文字も。
何が気になるって、茨城です。元県民(と言っても2年だけですが)としては見過ごせないってわけだっぺ。
ファミマのホームページによると、6月4日発売の関東地区(関東1都6県+山梨、長野、静岡東部)限定商品で、「工場で働く方々のアイデアをもとに商品化。ソフトな食感のクロワッサンに、茨城県産アンデスメロン果汁入りのホイップクリームをサンドしました」。
食べてみると、程よいメロンの香り、甘さ控え目なフルーティなメロンクリームがクロワッサンの生地に調和しています。まずまずの食感で105円は結構お得感があるかも、だっぺ。
メロンと聞いて、夕張しか思い浮かばない方も多いのではないでしょうか。でも、農林水産省の統計(2011年産)によると、メロンの生産量は①茨城43200トン、②熊本28200トン、③北海道27900トン、④山形1300トン、⑤青森11000トン、という順番。茨城がシェア約24%を占める圧倒的な1位だっぺ。
茨城県を代表するメロン産地は鉾田市、茨城町、鹿嶋市。元々「旭村」が有名ですが、町村合併で矛他紙に合併されています。美味しいメロン作りに欠かせないのは、水はけの良い土地と昼夜の気温差が大きい気候です。鉾田市など市は鹿島灘に面し1年を通じて温暖で昼夜の温度差があり、土壌は水はけのよい火山灰土。まさにメロン作りに適した土地だっぺ。
ご当地商品は珍しくありませんが、ちょっとググってみると、茨城のメロンのパンは結構いっぱいありました。右の写真上から参考に列挙すると、
もちもち食感オムレット(メロンジャム&ホイップ)茨城県産アンデスメロンのジャム使用(ヤマザキ)=販売中
メロンクリーム&ホイップパン 茨城県産アンデスメロン入りクリーム使用(ローソン)=販売中
茨城県産のアンデスメロンを使用したメロンクリームシリーズ(ランチパック、ホイップパン、しろちぎりの3種、ヤマザキパン)=2012年8月販売
オトメメロンのメロンパン(セブンイレブンの茨城・栃木県の店限定)=2010年発売
茨城県産アンデスメロンクリーム コッペパン=2009年8月発売
(上記のうち現在、どれを販売中か、よく分かりません、ごめんなさい。)
なぁ~んだ、毎年、手を変え品を変え、販売店(コンビニ)も変えながら、繰り返し、販売されてるってことなんだ・・・なんて、シラケないでください。美味しければ良いんです。なにより、元県民としては、茨城の名産品が商品化されるのが嬉しいんだっぺ。