【2013年1月21日】のアーカイブ

 オカリナの静かなブームが続いている。

 日本でオカリナが一般に知られるようになったのは、いつごろからでしょうか。NHK特集「大黄河」のテーマ曲として宗次郎がブレークしたのが1986年。茨城県の山村で暮らす宗次郎は、それ以来、オカリナ奏者として、またオカリナ製作者としても、日本だけでなく、世界的に知られるようになりました。

 そもそもの起源はマヤ文明にさかのぼり、中南米で亀の形をしたものが発掘されています。19世紀にヨーロッパに伝わりました。現在の形は、涙のしずく、涙滴状といわれています。コトバの起源をたどると、イタリア語の「小さなガチョウ」の意味だそうです。つまり、OCA(ガチョウ)、RINA(小さな)に由来するみたいです。

 素焼きの陶器で作られているのが素材としては一般的ですが、最近はプラスチック製のものも出回っているようです。音色は素材や形状の影響が大きいようです。6個から13個くらいの音孔(指をあてる穴)があり、空洞の振動で共鳴、やわらかい音色を出します。

 子供たちにおなじみの「となりのトトロ」でもトトロがオカリナを吹くシーンがあります。「ゲゲゲの鬼太郎」アニメ版には「妖怪オカリナ」という武器が登場します。

 初心者の人に言わせると、すべての指で音孔を閉じたときの「ド」から、右手の指を1本ずつ上げて「レ」「ミ」「ファ」「ソ」までは簡単だそうです。しかし、左手の薬指をあげて発する「ラ」が最初のヤマのようです。両手ともそうですが、薬指だけを上げる動作というのは、日常生活ではあまりないことですね。練習を重ねることによって、このステップをクリアできれば、あとは割合スムーズに吹けるようになるという話です。

 サイモン&ガーファンクルが1970年にリリースした「明日に架ける橋」の中の「コンドルは飛んでいく」、アンデスのフォルクーレ(民俗音楽)の代表作です。パレスサイドビル近くの北の丸公園などは絶好の楽器練習スペースです。みなさんもオカリナを練習して、いつか「コンドルは飛んでいく」を青い空の下で演奏してみてはいかがですか。

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