【2015年6月11日】のアーカイブ

 昨年春に2回書いた水戸の梅の話、超久しぶりの続きです。
 水戸の偕楽園の梅の実を買うことができるって、ご存知でしょうか(^ω^)。茨城県の職員が毎年6月、実落としをします=写真㊤。いっぱい採れるんですよ●梅実落とし4.jpg写真㊧。状態の良いものは「偕楽園の梅」として、2日間だけ公園内で直売するのが恒例になっています。
 今年の梅落としは偕楽園で6月12日(金)~14日(日)、近くの弘道館で11日(木)~13日(土)に行われ、販売は偕楽園で13日、14日の土日2日間、いずれも午前9時から。1袋(1.5キロ)300円=写真㊧㊦=を1日2000袋、計4000袋という貴重品(昨年は3000袋だったので、今年は生育が良いようです)。少しでも多くの人が購入できるよう、1人2袋まで●梅実落とし6.jpg限定です。
 パレスサイドビルがある都心から水戸へは、常磐線の東京駅乗り入れで便利になりました。週末の朝なら、東京を6時53分発の「ひたち1号」(水戸着8時10分)、9時53分発「ひたち7号」(同11時5分)などの直通列車があります。
 さて、以前、当ブログで書きましたが、梅は「茨城県の木」ですから、農業県の茨城のこと、梅の実の生産量も多いはず・・・と思いきや、調べてみたら、実は、全然、大したことないんです。今年5月発表の農林水産省の作況調査(果樹)によると、2013年の収穫量は全国で11万1300トン(出荷量は9万7000トン)、うち和歌山(梅は「県の花」)が7万1400トンと64%を占め断トツ。2位がその10分の以下の5400トンの群馬、以下、奈良、長野、三重、山梨、福井、神奈川、宮城、福岡と続き、茨城は1380トンで11位と、トップ10にも入っていません(出荷量は13位)。
 劣勢を挽回しようと、梅の実のブランド化などの取り組みが時折、地元紙や全国紙の県版で紹介されます。そうした努力が実を結ぶことを祈りましょう。

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