来春、北陸新幹線が金沢まで延びるのに向けて開発されたJR東日本の新型の新幹線「E7系」が3月15日、東京―長野間で営業運転を開始したというニュースは、新聞やテレビでも報じられました。15日朝の東京駅で、偶然、遭遇しまして、私、鉄っちゃんじゃありませんが、それらしきカメラを抱えた少年らホームの時ならぬ賑わい=写真㊨㊦=に煽られて、思わず撮ってきました。
写真㊤のように、顔面の青が鮮やかで、鼻筋が通っているなぁ、っていう印象でした。
朝6時42分長野発の上り「あさま504号」東京行きが一番列車、下りは7時24分発「あさま505号」長野行きからで、私が目撃したのは下りの2番列車になる8時36分東京発「あさま509号」長野行きです。それでも多くのファンが押しかけ、カメラをパチパチやってましたから、1番列車はさぞ凄かったことでしょう。
E7系はJR東日本とJR西日本が共同開発した車両で、従来の長野新幹線E2系より4両多い12両編成。普通車、グリーン車に加え、長野寄り先頭車には「グランクラス」18席が設けられているそうです。
グランクラスは、JR東日本で、グリーン車に比べても乗客1人当たりの占有面積が広く、昔の1等車や旅客機のファーストクラス級に相当するサービスを提供する特別車両。2011年3月に東北新幹線の東京-新青森間のE5系「はやぶさ」から導入され、その後、長野新幹線を含めE5系の列車で順次営業しています。
今回の長野新幹線E7系のグランクラス座席は、「レクサス」など自動車座席を手がけるトヨタ紡織が開発したらしく、どんな体格、どんな着座姿勢でも身体全体をバランス良くサポートする形状で、長時間移動における高い快適性を実現たとか。一度は乗ってみたいものですね。
E7系はまず3編成が投入され、当面は1日7往復、4月19日からは1編成増えて11往復の運行になるそうです。その先も月1編成のペースで順次、現在のE2系を置き換える予定ということです。
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