だいぶ春めいてきました。
東京駅丸の内側の地下1階、通称「D51広場」で一足早く、さくら祭りが開催されています。「復興への思いと元気を東北に届けよう」というもので、展示の前のテーブルで、激励メッセージをかけるようになっています。待ち合わせの若者や通りすがりのシニアが、自分の思いをメッセージにしています。「雪解けの頃、みちのくの温泉に行こうね」と話し合っているご夫婦もいました。
津波がここまで来た、というところにさくらを植樹する運動も、岩手県や宮城県で行われつつあるようです。子孫に昨年の大津波の記憶を伝承しようというものです。昨年も4月中旬から5月にかけて、被災地に咲いたさくらがどれだけ人々の心を慰めたことか...。
パレスサイドビルのある東西線竹橋駅から一駅、大手町で降りれば、すぐさくらが満開の「D51広場」です。