毎日新聞の加藤登紀子さんの対談「Tokiko's Kiss」は、人気のページ。毎月1回のペースで、上旬に掲載されています。㊤の写真は作家の椎名誠さんをゲストに迎えての写真撮影風景です。
さて、ここで問題です、場所はどこでしょうか?――はい、みなさん、お分かりですね。毎日新聞本社、つまりパレスサイドビルの屋上です。撮影されたのは8月19日。暑い盛りでした。椎名さんの日焼けした腕と白いTシャツのコントラストが夏らしい! 青々とした芝生も綺麗でしょ。
対談では、旅大好きの椎名さんが訪れたモンゴルやアイスランドなどのエピソードを交えて、そこで出会った人との交流を素材に、お二人が縦横に語り合っています。その中で、「幸せ」とは何かに話が及び、椎名さんが、経済破綻した国とされるアイスランドの人々の幸せ感の高さについて、次のように語っています。
「日本って一見、繁栄しているように見えるけど、ものすごく不幸な国に思えるんですよ。アイスランドで、1年でどれぐらい亡くなるかを聞いたら『自殺ねえ......』って感じだった。話題にならないくらい少ないんですね。国民が『幸せに感じる』ということは、国の豊かさを示す大切な尺度だと思いますね。」
その紙面が㊨の写真。モノクロなのがちょっと残念です。
「Tokiko's Kiss」は毎日新聞の女性のためのページ「おんなのしんぶん」に掲載されていますが、その「おんなのしんぶん」のフェイスブックのページがあって(https://www.facebook.com/gakko.sato)、取材の時の様子などを含め掲載予定記事の「予告」もアップしています。
11月の「Tokiko's Kiss」のゲストは元滋賀県知事の嘉田由紀子さんとのこと。
すでに9月3日に「おんなのしんぶん」フェイスブックに掲載された紹介(写真㊧)には、次のようにあります。
「お二人が学生時代に熟読したというボーヴォワールの『第二の性』をめぐる話題を皮切りに、女性がもっともっと活躍できる社会について、熱く語り合いました。・・・嘉田さんの『その人らしく、多様に生きる選択肢がある社会を!』というメッセージが印象に残っています。写真撮影は本社屋上で。今にも雨が落ちてきそうな空でしたが、まるで放課後のキャンパスでおしゃべりする学生のような明るい雰囲気で撮影は進みました。」
掲載は連休中の11月3日の予定。お楽しみに。