ビル東側の平川門前交差点から平川門橋を渡って、皇居・東御苑の御堀端の木々の向こうに見えるビルを右手に眺めながらさらに右の方へ行った江戸城の二の丸から本丸へと上がる坂に約50本の梅の木の林があります。太田道灌が菅原道真を祀って梅を植えたことから梅林坂というそうですが、そこの梅がやっと花を咲かせました。といっても花をつけているのはほんの数本。同坂の約50本あるうちの残りの梅はまだつぼみが少し膨らんだという程度で、見ごろはこれからという感じです。
いつもならこの時期には半数以上の梅が開花していますが、今年はかなり遅れているようです。これからは1日1日と花も増えていくと思われます。また、ほかの種類の花も次々に開花していくでしょう。今年は寒かった分、花粉の飛散も少ないようです。天気のいい日にはビルを出て、散歩がてらに訪れてみてはいかがですか?