22日「東京マラソン2015」が都庁(新宿)~東京ビッグサイト(有明)のコースで行われ、パレスサイドビル前を3万6000人のランナーが疾走しました。今年は写真を撮り損なったので、㊨㊦に昨年の竹橋交差点通過のカットを載せます。ここは、ランナーが皇居を最初に目にするポイントなんです。
さて、マラソンの今年のハイライトは新聞もテレビも、挙げて「ランニングポリス」でした。上の写真は毎日新聞23日朝刊1面で、「警察官もリレー」と見出しにとって「『ランニングポリス』も初めて導入した」と報じれば、主催の読売新聞は1面に警察官の写真を使い、文中に「ランナーと一緒に走りながらテロ警戒に当たった」、さらに都内版にも小さな写真とともに短い記事を掲載。朝日新聞は社会面に写真付きの記事を載せ・・・といった具合です。22日夜のNHKニュースなどでも、メンバーに箱根駅伝経験者がいることなども含め、事前の練習風景などのVTRとともに紹介していました。
いうまでもなく、中東の過激派「IS」がテロを扇動する中、かつて米国のボストンマラソンで爆破事件があったこともあって、国内のマラソンで初めて「ランニングポリス」が導入され、64人のお巡りさんが2人1組で走りました。耳のあたりに着けた小型カメラでランナー や沿道の様子を撮影し、リアルタイムで警視庁の本部に送信したそうで、毎日新聞の記事によると、実際に走った警察官が「沿道の様子がかなり把握でき・・・マラソンには有効な警備になる」と話していたとのことです。
その警視庁提供の動画(コマ撮り)がネットで見られます。毎日新聞のニュースサイトにもアップされています=写真㊧㊦(http://mainichi.jp/movie/movie.html?id=865314809002)。結構、臨場感があるかもです。
こんな話がメーンニュースになるのは悲しいことですが、有志連合ですから致し方ないところ。なにはともあれ、参加ランナーも、走ったお巡りさんも、お疲れさまでした。