本日は東日本や北日本を中心に各地で大雪が降り、東京都心でも今季初めて積雪を観測、首都圏では、鉄道各社が列車の本数を減らすなどでかなり混乱しました。出社に手間取ったみなさん、本当にお疲れさまでした。
気象庁によりますと、同日午前11時までの24時間降雪量は、東京都心では6センチを記録しました。朝、パレスサイドビルに出勤して平川門方面を眺めると、皇居全体が雪景色=写真㊤の㊤。内堀通りをちょっとパノラマ撮影もしてみました=写真末尾。でも、雪も明け方には雨に変わり始めたようで、昼ごろにはせっかく積もった雪もかなり解け、平川門が黒く見えていました=写真㊤の㊦。子どもたちはがっかりでしょうね。
この12:38の写真、赤丸の人影は走っている人です=写真㊨。ちょっとびっくりポンでした。
関東のその他では、山梨県富士河口湖町40センチ、埼玉県秩父市34センチなど関東甲信や東北南部の山沿いを中心に20~40センチ前後を観測。横浜市は5センチでしたが、千葉方面はほとんど積もらなかったようですね。
大変だったのは出勤でした。大雪による架線切断や倒木などの影響で、鉄道各線は運休が相次ぎましたが、特に通勤各線では、運行トラブルにより駅間で列車が長時間停止して混乱が拡大することを防ぐため、列車の本数を減らし、止まってもなるべく駅で止まるようにしたとか。運行本数を半分程度にする線が続出し、激しい混雑になりました。特に通常の3割に落ち込んだ京王本線や脚の長い東京メトロ東西線は特に大変だったようで、駅への入場規制のためホームに入れない利用客が改札に長い列を作り、一部は駅の外にまであふれ、バスに乗り換えて別の線に向かえばバスが渋滞で進まない・・・といった具合で、「2時間待ってあきらめて帰宅した」など、悲鳴混じりの話がSNSで飛び交っていました。
この雪、気象庁によると、関東甲信地方はほぼ全域が、上空1500メートル付近で「降雪の目安」とされる氷点下3度の寒気に覆われたところに、低気圧が寒気の縁に沿うように進み、海上から多くの湿った空気が供給されたためとのこと。関東に大雪をもたらす典型的な形なのだそうです。