【2019年11月28日】のアーカイブ

 皇居の紅葉を楽しめる令和初の「乾通りの一般公開」が、11月30日、いよいよ始まります。21日からは大嘗宮(だいじょうきゅう)の参観も始まっています(いずれも12月8日まで)。パレスサイドビルは通常の日曜は閉まっていますが、12月1日は特別に開館。レストランなども営業しますので、紅葉と大嘗宮を愛でた後は、ぜひお立ち寄りください。(写真㊤は過去の乾通り公開時の様子)

 大嘗宮参観は期間中、午前9時~午後4時(入場は午後3時まで)、坂下門から入り、宮内庁庁舎前を右折して富士見櫓下を進んだ後、皇居東御苑の大手門、平川門または北桔橋門から出ます。

 乾通り公開は午前9時~午後3時30分(入場は午後3時まで)、坂下門から入り、宮内庁庁舎前を直進した後乾通りを経て乾門から出るほか、乾通りの途中にある西桔橋から皇居東御苑に出て大手門、平川門、北桔橋門から出ることも可能です。なので、乾通り開放期間中、東御苑もいつもは休みの月曜、金曜は臨時に開園です。

 乾通り一般公開期間中は、乾通りの途中にある西桔橋から大嘗宮参観ルートへ合流することもできます。(詳しくは宮内庁ホームページを参照 http://www.kunaicho.go.jp/event/inui-r01aki.html)

 写真㊦は11月22日の毎日新聞朝刊東京都内版。大嘗宮の参観初日の様子を報じています。記事によると、1日で1万9550人が訪れたそうです。

 大嘗宮は皇位継承に伴う皇室行事「大嘗祭(だいじょうさい)」の中心的儀式「大嘗宮の儀」が行われた舞台です。悠紀殿(ゆきでん)、主基殿(すきでん)など大小約30の建物が左右対称に並び、14、15日の儀式では計約5時間半にわたり国と国民の安寧や五穀豊穣(ほうじょう)を祈ったとのこと。一般公開後には取り壊されます。

 乾通りの公開は、当時の天皇陛下(上皇様)が2013年12月に80歳の傘寿を迎えられたことを記念して2014年春のサクラのシーズンに第1回目が実施され、好評だったことから、その後、春のサクラと秋(冬)の紅葉を楽しめる恒例行事になりました。令和になっても継続です。

 毎日新聞は乾通り開放に合わせ、30日夕刊にカラー広告特集を掲載予定で、紅葉の説明などとともに、パレスサイドビルの案内も載る予定です。期間中、ビル1階などで、この特集ページを特別に印刷して配布するとのことです。皇居からお帰りの途中に、ぜひパレスサイドビルにもお立ち寄りください。

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