本日のお題はこの写真。どうやって撮ったでしょ~うか?
パレスサイドビルのお向かいさん、江戸城(皇居)の大手濠です。写真の右奥が、ビル正面玄関の真向かいにある平川門。撮影場所は、内堀通りの和気清麻呂像と平川門の間あたりです。(20108年秋撮影)
横長写真が撮れるスマホでも、そのままではここまでワイドには撮れません。パノラマ機能を使えばこれ以上ワイドに撮れますが、もう少しゆがみます。
種明かしをすると、これはGoogleが勝手に(?)作ってくれた合成写真です。
元の写真は下の2枚。色調など、見事に補正してくれています。
完成度はかなり高いです。写真の赤い線が写真Aの右端、青い線が写真Bの左端で、継ぎ目はこの線の間にあるはずですが、わかりますか? 写真Bの方が白っぽいので、石垣が少し白くなったあたりからが写真Bだと思われますが、一つ一つの石を、目を凝らして見ても、継ぎ目が分かりません。
実は、以前にも、石垣の写真を同じように合成してくれたのですが、つなぎ目の部分のアップが末尾の写真です。水草は見事に合成できていますが、よ~く見ると、ちょっとだけ石垣にズレがあるのが分かります(赤い丸で囲んだ部分)。1年ほどで、Googleの合成技術はかなり向上しているようです。
このGoogleフォトはGoogleのアカウントさえあれば、スマホで撮った写真を自動的にクラウドに保存してくれる非常に便利なサービスですが、Googleフォトに写真を保存すると、頼みもしないのに、たまに自動的に写真を加工する場合があります。定期的なのか、写真がまとまった段階でなのか、不明ですが、その一つがパノラマ写真というわけです。必ず作ってくれるというのではないようでとにかく、お濠のパノラマ写真は作ってくれました。
パノラマ写真だけではありません。以前、花の鉢を挟んだ家族の写真を数枚撮ったら、それを連続で動かすスライドショーみたいにして、あたかも動画のように見せるというのもありました。
このほか、日付や場所に合わせて自動的にアルバムを作ってくれたり、画像にフィルターをかけて加工をしてくれたりもすします。
このくらいのことで感心してたら、AI(人工頭脳)の時代に生きていけるか、自分でも心配になりますが・・・。(´;ω;`)