大相撲・白鵬関の足跡をたどる写真展(主催・毎日新聞社、毎日ビルディング)が明日3月31日(火)、パレスサイドビル1階西側の「アートサロン毎日」で始まります。これを前に30日、白鵬関の優勝額が搬入されました。20日の当ブログで予告した通り、正真正銘、今年1月場所で大鵬関を超える33回目の優勝を果たした記念のホンモノ。縦3.17メート ル×横2.265メートルはデッカイです。
(20日のブログで「重さ80キロ」と書きましたが、これは写真になる前の彩色時代のことで、写真になってからは軽量化され、59キロとのことです。失礼しました)
前回のブログで書いた通り、優勝額は毎日新聞社が贈っているもので、国技館の天井の方に東西南北各8枚、計32枚掲げられ、年3回の東京での場所前に、古い2枚が外され、直近2場所の額が掲示されます。今回展示する額は5月場所から掲げ
られるのを前に、一足早いお披露目ということになります。
この日は午前11時半前にトラックに積まれた額が西玄関に到着。写真㊨の連続写真の通り、慎重に階段を上り、斜めにガラス戸を通過、ロビーを経てアートサロン入口をまたまた斜めに通過し、会場入りを果たしました。
今回の展示では、優勝額とともに、白鵬関のこれまでの足跡をたどるパネル写真や、白鵬関の優勝額全32枚のミニ額=写真㊦=なども並びます(即売も)。
展示は4月11日(土)まで、期間中、毎日11時~18時(入場は閉
館30分前まで)オープン、最終日は16時までです。入場無料。会期は「千代田さくら祭り」の時期に重なるので、パレスサイドビルは普段は休館する日曜の4月5日も特別に開館しますから、白鵬関写真展もご覧いただけます。













分かりやすく解説するもの。A5サイズ、オールカラー18ページ(表紙と裏表紙を除く)で、写真㊨のように「ビルの防災体制」「もしも地震が発生したら」「公共インフラ途絶時の給電と給水」「エレベーターが途中停止したら」「応急手当、AEDの使い方」など、9章建て。最後に簡単な館内マップを付けています。
読みやすさにも配慮し、写真やイラストをふんだんに使うなど工夫しています=写真㊧。
程度とどまることをめどとするなど、状況が大きく変わりました。また、当ビルとしての「事業継続計画(BCP)」を昨年1年かけて策定したことも踏まえ、今回、ハンドブックも改定したものです。
客の便を図るため、恒例の無料シャトルバス「さくら祭り号」が3月28、29日の土・日曜日の10~18時、約15分間隔で運行されます。㊧の地図のように、大手町→竹橋→九段下→神保町→淡路町→日本橋の循環と、大手町・丸の内界隈を回る2コースで、大手町のサンケイビル前で乗り継ぎができます。
今回の展示では、優勝額とともに、白鵬関のこれまでの足跡をたどるパネル写真や、白鵬関の優勝額全32枚のミニ額なども並びます。
「優勝写真額」に替わったというわけです。写真額の製作を最新技術で担うのは富士フィルムイメージングシステム。今回の展示にも協賛いただいています。㊨の紙面(毎日新聞2013年2月7日)は、優勝額用の写真撮影の場を佐藤さんが訪ねたときの白鵬関とのツーショットです。
訪正人(すわ・まさと)さん=写真㊧=が2月8日に亡くなりました。享年84。新潮社の季刊誌「考える人」の河野通和編集長が週刊メルマガ(2月26日発行・624号)のコラムで、その諏訪さんを追悼する文章を書いていて、パレスサイドビルの鳩の彫刻にまつわる話を取り上げた「余録」を紹介しています=写真㊤。(
写真㊨=を読みながら、河野編集長は「700字あまりの短い文章ですが、一つひとつに心血が注がれています。書き手が『一日に一つ卵を産むニワトリ』(毎日新聞『記者の目』、2002年6月25日)なら、読み手も一日一話制でいく他ないと悟るのです」と、書き手と読み手の切り結びとでもいうべき関係を説き、新聞1面の記事を「よそ行きの写真」、コラムを「素人が小型カメラであちこちから気楽に撮ったスナップ写真」という諏訪さんのたとえを引き、「重要なのは、想像力。鳥の目となって空高くから見下ろすのも、虫の目となって地べたから仰ぎ見るのも、すべて想像力の所産だというわけです」と解説します。その流れで、諏訪さんの代表作として、パレスサイドビルの鳩の話を選んだのは、想像力の「鳥の目」に通じるということか、と想像します。
続いて、屋内消火栓のホースを手にとって約10メートルほど離れた的を狙って水を噴射=写真㊤、消火器を使った初期消火訓練(水を入れた消火器
で実際に放水)=写真㊨㊤、AED(自動体外式除細動器)を使った心肺蘇生=写真㊨㊦=のほか、煙体験ハウス(テント内に無害な煙を充満させて通り抜け)、さらに1階西玄関前には千代田区の起震車がきて震度7の揺れを体感・・・と、盛りだくさんのメニューの中から、参加者それぞれに挑戦していただきました。
れている飲料水、食料(クッ
キー)、ランタン、簡易トイレなどの現物を展示し、沢山の方が興味深そうに見ていました=写真㊧。
非常用グッズを収めたもの。写真㊨のように、中にはペットボトル入りの飲料水、食料(クッキー)、ランタンとともに、簡易トイレもあります。写真㊨の左上にあるのがトイレで、ポンチョ(貫頭衣=頭の通る穴を空けた布をかぶって全身を隠すもの)を使って利用していただきます。トイレットペーパーその他、最低限、必要な資材一式を備えています。
少しでも安心安全なビルをめざして引き続きいろいろと考えて、できることはやっていきます。それにしても、「防災対応椅子」が使われず、」無駄な(?)投資に終わることを願うばかりです。
仕事を始めたころだったのですが、気づきませんでした。消防車40台が駆けつけたということですが、かすかにサイレンの音を聞いた社員はいたものの、見
えるビルとは思いもしなかったようです。ま、なにより、仕事に集中していたってことで・・・。




















