東京・竹橋のパレスサイドビル地下1階、1階中央廊下吹き抜け部分に早くも鯉のぼり飾りが登場し、訪れた人たちの目を楽しませています。
ビルの商店街の有志の皆さんで組織するパレスサイドビル名店会(会長・中島潜赤坂飯店社長)が、ビルを行き来する人たちに季節感を味わってもらおうと3年前から毎年この時期に企画しているものです。
中央部に飾られている鯉のぼりは岐阜県重要無形文化財の指定を受けている紺屋の渡邊庄吉さんが郡上八幡に伝わる「カチン染め」ともいわれる郡上本染めで染め抜いた味わい深いものです。
吹き流しや真鯉、緋鯉などは1階天井から吊るされ、昨年より立体的になり、吹き抜け部分で泳いでいるようにも見えます。
また、吹き抜け部分の壁面には同じく郡上本染めのタペストリーも飾られているほか、名店会加盟店の前には小さな鯉のぼりも吊るされ、パレスサイドビル地下1階、1階のアーケード街は初夏の装いになっています。5月2日まで。