きょう2月2日が、「No.2の日」とは知りませんでした。それもそのはず、日本記念日協会に申請があり、認められたのが、わずか1年前という日の浅さから、認知度が低いのも、むべなるかなです。
毎日新聞などの報道によると、申請したのは富士山に次ぐ標高3193mの高峰、北岳がある山梨県南アルプス市の市民グループが設立した「日本No.2協会」です。記念日協会のWEBには、以下の制定理由が掲載されていました。
「琵琶湖に次いで二番目に大きい湖の茨城県かすみがうら市の霞ヶ浦、札幌市に次いで二番目に古い時計台の兵庫県豊岡市出石町の辰鼓楼など、価値あるNo.2はいくつも存在する。記念日を通じてさまざまな日本の第2位、No.2を知ってもらい、その魅力を高めるとともにNo.2仲間が交流し、地域観光などの新たな切り口として広くPRしていくのが目的」。
1番に比べ、影の薄さは否めませんが、2番手には目立たない隠れた魅力、価値があるのも間違いありません。事業仕分けの、あの名(迷)言「2位じゃダメなんでしょうか」から14年、「No.2」にもようやく日が当たる時代が到来しました。(掲載記事は毎日新聞・山梨県版=2022年4月)