開館55周年を迎えたパレスサイドビルの魅力や歴史を紹介する特別講座「パレスサイドビルの歴史と今を語る」(毎日文化センター主催)が3月21日(月・祝日)、ビル地下1階の毎日ホールで開かれます。「モダニズム建築20選」に選ばれるなど、名建築として知られるパレスサイドビルについて、建築にかかわった関係者らが語ります。関心をお持ちの方はぜひ、ご参加ください。
パレスサイドビルはチーフアーキテクトの林昌二氏を中心に日建設計が設計監理を担当しました。講座では、林氏の下で設計図面を引いた日建設計OBの小倉善明氏が「パレスサイドビルの歴史」と題して、また、ビル8階に入る日建設計オフィスの改修設計を担当した同社の土屋哲夫氏が「パレスサイドビルの現在」と題して、それぞれ25分間ずつ講演します。続いて建築ジャーナリストの磯達雄氏を聞き手に、小倉、土屋両氏による座談会「変わるもの、変わらないもの」(45分間)を開きます。
講座は3月21日13時30分~15時20分。受講料は対面が3,500円(税込)で、オンラインが2,500円(税込)です。定員は対面が40人、オンライン200人(いずれも先着順)。コロナの感染状況によって対面の定員数には変動があります。申し込みは毎日文化センター(☎ 03・3213・4768)へ。