パレスサイドビルの全テナントで構成する共同防火・防災管理協議会は20日、秋の総合消防訓練を実施しました。例年は春と秋に行っているのですが、今年の春はコロナ禍の影響でできませんでした。不意の火事や地震には、日ごろの備えが大切。参加者の皆さんは真剣に訓練に取り組みました。
午後2時半、「ただいま東京地方に大きな揺れを感じました。各自、身の安全を図ってください」との全館非常放送が流れ、訓練がスタート。3階では火災が発生して感知器が発報し、緊迫感が高まります。 事務所のアルコール消毒液が転倒、引火したという想定です。すぐさま事務所内の人たちが消火器と屋内消火栓を使い初期消火を試みましたが、天井まで延焼し消火不能と判断。ついにはビル在館者への避難勧告が出され、訓練参加者は階段を使って地上を目指しました。
コロナ対策で、訓練参加者はマスクを着用し、間隔を保って行動するよう注意が呼び掛けられました。人数もいつもより絞って参加していただきました。