皇居の紅葉を楽しめる「乾通りの一般公開」が12月2日始まりました。10日までの期間中、毎日午前10時~午後2時半に入場できます(これに合わせて、東御苑も、通常休みの月曜・金曜=4日と8日は臨時に開園)。初日は早朝から多くの人が行列を作ったことから、開門を30分はやめたそうです。(写真㊤は2日の毎日新聞夕刊。毎日新聞のニュースサイトで、乾通り公開のグラフ特集もあります=https://mainichi.jp/graphs/20171202/hpj/00m/040/003000g/1)。
4日昼前にビルの外に出てみましたが、前に公開され、天気が良かった日は乾門、あるいは北桔橋門などから出て紀伊国坂を竹橋方面に下る人が多く見られましたが、この日は天気が薄曇りで結構寒かったこともあり、ボチボチというところ。パレスサイドビルの飲食店街も、普段の月曜より、ちょっと多めかな、ぐらいの感じでした=写真㊧。
乾通りの公開は、天皇陛下が2013年12月に80歳の傘寿を迎えられたことを記念して2014年春のサクラのシーズンに第1回目が実施されました。評判が極めてよかったことから、同年12月初旬の紅葉の季節にも実施。2015年春はありませんでしたが、同年秋、2016年春もありました。その後、同年秋、2017年春は乾通りのメンテナンス(樹木更新)のために休止し、今回、1年半ぶりの再開となりました。今後も年2回、ずーっと実施される予定です。
ちなみに、過去の入場者数は、2014年春(5日間)38万5060人、同年秋(同)34万9500人、2015年秋(同)20万2820人、2016年春(10日間)50万8010人。1日当たりにすると、4万~8万人弱という凄い数字です。
公開ルートは皇居南東にある坂下門から入り、蓮池濠の西側を通って乾門を出る一方通行で、約750メートル。乾通りに植えられた数十本のイロハモミジトウカエデなどは、まさに見ごろだそうです。途中、蓮池濠と乾濠の境目の西桔橋から東御苑にそれ、北桔橋門などから出ることは可能ですが、東御苑に出たら戻ることはできません。
毎日新聞は一般開放に合わせ、2日夕刊に挟み込む2頁(1枚の裏表)のカラー広告特集を発行しました=写真㊨。広告特集の下5段分にパレスサイドビルの広告が掲載されています=写真末尾。その広告にも書いていますが、パレスサイドビルは通常は閉館している日曜も、乾通り開放中は開館します。1階、地下1階には特別に営業する飲食店も多く、3日はさっそく多くの方に、紅葉を楽しんだその足でビルにお寄りいただきました。平日、土曜はもちろん、最終日の10日(日)まで、多くの方々のお越しをお待ちしています。