【2015年5月 1日】のアーカイブ

 久しぶりに「ぶら」っとパレスサイドビルを出て歩くシリーズ。

 昼休みに江戸城を散歩しました。3~4月のサクラ、その後に突然という感じで溢れ出る緑、そして4月後半から5月はツツジですね。お目当ては東御苑。二の丸庭園の諏訪の茶屋の前の辺りは一面、赤、紫、ピンク、白と咲き誇り、なにやらじゅうたんのようでもあります=写真㊤

 宮内庁ホームページの「東御苑 花だより」のコーナーによると、「クルメツツジ」が多数開花中とあり、花の紹介では――

クルメツツジ(ツツジ科)

別名はキリシマ。古くから各地の庭園などにも植えられ、霧島山ではクルメツツジに極めて近いものがあります。4~5月、枝先に赤色の花を2~3個開きます。葉は互生し、小型で厚いです。

――との説明が載っています。●DSC_5390小.jpg

 キリシマ(ツツジ)という名に馴染みがある方も多いでしょう。同じという解説で、学名はいずれも「Rhododendron obtusum」です。ただ、ルーツの違いを言う人もいます。すなわち、いずれも九州に自生していたヤマツツジなどをベースに、クルメが久留米藩(福岡県)、キリシマが薩摩藩(鹿児島県)で、それぞれ選抜(良い個体を選んで交雑)・品種改良されたものだと。さらに、キリシマには九州の九重、雲仙、霧島などの山地に生えるミヤマキリシマが混じっているとか、どっちにもミヤマキリシマは入っているとか、もともとキリシマを久留米でさらに品種改良したのがクルメだとか、クルメはキリシマに比べるとやや葉が大きいとかいろんな解説があります。いずれにせよ、大差ないということのようですネ。

 ツツジ類は元々はアジアを中心に広く分布していたそうで、アジアから欧州に持ち込まれたタイワンツツジが園芸化されたものが「アザレア」で、日本では「西洋ツツジ」とも呼ばれています。

 さて、今週は結構気温が上がっていますが、二の丸庭園は他にも見所いっぱい。というか、この季節、東御苑内を●DSC_5402小.jpg歩くだけで気持ちがいいです。二の丸池の近くのカエデの緑が美しく=写真㊧㊤、池の畔の藤棚も、まさに見ごろ=写真㊨

 東御苑は9~17時開演(入園は16時30分まで)、無料で誰でも入れます。月曜と金曜は休園ですが、連休中の5月4日は休まず、開園されるそうです。

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