只今9月9日午前10時50分。パレスサイドビル西口玄関前で、献血バスによる献血を実施中です。
東京都赤十字血液センターによると、このところの豪雨などで、被害が出た地域はもちろん、災害には至らない地域でも献血件数が減ってしまい、全国的に血液が足りないそうです。
元々、近年は化学療法や骨髄移植など輸血医療の目覚ましい発展の一方、少子高齢化の進展などに伴う献血者の減少で、血液不足が慢性化しているところに、このところの天候不順の影響が加わっているわけですから、赤十字も必死の様子です。本日9日午後4時まで受け付けています。目標は80人です。ビルにおられる方、お近くの方、ぜひ、ご協力をお願いします。
ところで献血と言うと、昔は200mlでしたが、最近は原則として400mlです。血液は、同じA型、O型などでも一人々々で微妙に異なっているので、多数の献血者から輸血するほど、副作用(発熱、発疹等)発生の可能性が高くなるため、できるだけ少人数の献血者による血液を使うことが望まれるからです。例えば1600mlの輸血を行う場合、200ml献血からの血液では8人分必要ですが、400ml献血では4人分なので副作用の発生確率が2分の1になるという計算です。
受付はビル西口玄関を入った左手に置いたデスクで。午前11時~12時15分は休みですのでご注意ください。採血自体は10分程度ですが、医師による問診等を含め全部で30~40分かかります。