群馬県最南端に位置する、県内最小の自治体である上野村の物産展が20日、パレスサイドビル1階の正面玄関わきのフリースペースで開かれました。昔ながらの製法で熟成させた十石みそや、風味豊かな猪豚(いのぶた)、木工品など40種以上の特産品が並び、中でも肉厚の生シイタケが人気を集めていました。
「1日限りの出張・道の駅」と銘打って開かれた物産展。主催したのは事業を通じて村と交流を深めるジャパンラーニング株式会社(パレスサイドビル1階)と、上野振興公社。深刻化する過疎の脱却に向け、上野村は若い世代を対象とした定住対策に力を注ぐ一方、林業の振興、新エネルギーの活用など循環型社会の構築に取り組んでいます。「挑戦と自立」を目指す村の魅力を伝えたい、と物産展を開きました。