皇居の紅葉を愛でながら通り抜けできる「乾通り一般公開」が今年も12月5日(土)~9日(水)の5日間行われることになりました=写真㊤は昨年の様子。パレスサイドビルは平日・土曜だけでなく、通常は休館する12月6日の日曜も特別に開館します。紅葉を見た後でも、是非、お立ち寄りください。
一般公開は皇居南東にある坂下門から入り、蓮池濠の西側を通って乾門を出る一方通行のルート。途中で東御苑にそれて北桔橋門などから出ることもできます=㊧地図参照。乾通りにはイロハモミジ45本やトウカエデ14本などがあり、一番きれいに色づく時期を見計らっての公開ということです。
このイベントは、天皇陛下が2013年12月に80歳の傘寿を迎えたことを記念して、2014年4月のサクラのシーズンと12月の紅葉のシーズンに、単発でおこなわれ、4月38万5060人、12月34万9500人が訪れ、大盛況でした。宮内庁は「大変好評であったことにかんがみ、今後、毎年、春季の桜の時期と秋季の紅葉の時期に乾通り一般公開を実施することにしました」と発表しました。ただし、来年秋と再来年(2017年)春は、乾通りの樹木の更新工事を行うため一般公開を休止するそうですから、紅葉は今回見逃すと、2年後まで見られないことになります。
公開日は、入門時間が午前10時~午後2時30分まで(乾門退出は3時30分まで)。パレスザイドビルでは6日の日曜日も、ほとんどのレストランやカフェが営業する予定になっています。