来年平成25(2013)年用のお年玉付き年賀はがきが今日11月1日から全国の郵便局などで発売になりました。12日には50円と80円の年賀郵便切手に続き、21日には来年の干支の字を行書、草書など10種類の書体で書き表した「干支文字切手」(10種)が発売となります。
「干支文字切手」は、パレスサイドビルに入居する毎日新聞社と財団法人毎日書道会主催の毎日書道展で活躍するそれぞれの書体の大家10人が翌年の干支の字を書き、1枚ずつ10種の切手にしたもので、毎年年賀状の時期に発売され、今年で10年目になります。
切手には、文化勲章受章者、金子鷗亭氏の高弟で毎日書道会常務理事、毎日書道展名誉会員(近代詩文書部)の重鎮、大井錦亭さんが隷書で書いた「巳」=上段中央、日本一の篆刻家といわれる同会理事、關正人さんによる小篆の「巳」による篆刻=3段目右側、同会評議員で女流かな書家のホープ、下谷洋子さんが書いたかなの「み」=中段中央=のほか各大家が書いた行書の「癸巳(みずのと み)」=上段左と「蛇」=下段中央、草書、楷書の「巳」=下段左、2段目右、隷書の「虵(じゃ)」=2段目左、清朝の金石学者の印篆をモチーフにした「巳」=上段右、金文の「巳」による刻字=一番下右...があります。
一枚各80円で、全10種を1枚ずつ収めたシートには背景には奈良井土鈴「福袋巳」が描かれています。シートは800円。パレスサイドビル内郵便局をはじめ全国の郵便局などで売り出されます。