地方に勤務して久しぶりに東京に戻ると、新しい地下鉄ができて、「今浦島太郎」のような気分になった経験があります。都営地下鉄・浅草線の分岐線(日本橋-東京-東銀座)などを除き、東京地下鉄(東京メトロ)を含め、さすがに新線建設は一段落しているようですが、まだ使いこなせない路線があって、おかげで「意外な発見」もします。先日、目黒に行った時も、意外に都心から近いと実感しました。東京・竹橋のパレスサイドビル界隈からなら、都営地下鉄三田線の神保町駅まで5分ほど歩けば、東急線直通に乗って20分ですから。
さて、目黒といえば、落語「目黒のさんま」にちなみ、目黒駅周辺で毎年9月に「さんま祭り」が開かれます。昨年は東日本大震災の被害に遭った宮城県・気仙沼と岩手県・宮古からさんまが届けられ、新聞やテレビでも大々的に報じられました。というわけで、目黒駅近くの「夢酒(ムッシュ)SanMA」。気仙沼産の魚介類を使うお店で、現地からの直送が昨年末に再開されたとか。今の季節、サンマは頂けませんが、先夜、新鮮なヒラメの刺身などを堪能しました。写真は「牡蠣とブリの海鮮みぞれ鍋」。エビや牡蠣が見えますか?