本を読んだ感動を絵で表現する「第35回読書感想画中央コンクール」(全国学校図書館協議会、毎日新聞社など主催)の優秀作品が4月22日まで、ビル地下1階の毎日ホール前のショーウインドーに展示されています。小学生から高校生までの児童・生徒が描いた作品は、いずれも力作です。
コンクールは九州・山口を除く38都道府県の5515校から58万4972点の応募があり、最優秀の文部科学大臣賞4点、優秀賞8点の計12点を展示しています。2月に都内であった表彰式では、群馬県伊勢崎市立北小6年の千輝(ちぎら)小夏さんが受賞者を代表して「本はまだ知らぬ世界を見せてくれる。これからもいつもそばに本を置き、毎日を過ごしたい」とあいさつしました
コンクールは1983年、「読書の感動を絵画表現することで読書力、表現力を養う」のを目的に近畿地方で始まりました。第1回の参加校と応募点数は3717校14万5106点で、実施地域の拡大に伴って参加校と応募点数が増えてきました。