魅力的な大字書で知られる書家で毎日書道会最高顧問を務め、2010年に85歳で亡くなった小林抱牛(ほうぎゅう)の作品3点が、パレスサイドビル1階の毎日書道会ショーウインドーで紹介されています。今月6~12日に上野の森美術館で開かれた「生誕100年記念 小林抱牛展~魂はハジケ出る! 今ふたたび~」の作品の一部で、来月16日まで展示する予定です。
小林は1925年、福井県生まれ。大字書の開拓者で独立書人団を創設した手島右卿に師事。原始芸術に強い関心を示し、「現代の書」に生かそうと挑戦を続けました。2000年、第52回毎日書道展文部大臣賞。独立書人団理事長などを歴任しました。
今月開かれた生誕100年記念展は小品から超大作まで約50点の作品を展観し、うち「玄通」という言葉を書いた大字書1点と、「家のものどもは」などの近代詩文書2点を展示しています。