毎日書道会の次代を担う書人として活躍する金子大蔵氏の個展「第6回金子大蔵書展 臨書百種」が今月26日までの日程で、パレスサイドビル1階のギャラリー「アートサロン毎日」で開かれています。連日、多くの書道ファンが訪れています。
金子氏は1973年生まれ。毎日書道会生みの親の一人である文化勲章受章者の金子鴎亭氏の孫で、毎日芸術賞を受賞した父親の金子卓義氏に師事しました。昨年の第75回毎日書道展で最高賞の文部科学大臣賞を史上最年少で受賞した実力者です。
臨書は優れた筆跡をもつ古典を手本として書写することで、会場には101点の作品がずらりと並び、その数は壮観です。また、同じビル1階の毎日書道会前のショーウインドーには、文部科学大臣賞の受賞作など2点も展示しています。