【2025年6月】のアーカイブ

 木板などに文字を刻する「刻字」の第一人者である安藤豐邨(ほうそん)さんの作品4点が今、パレスサイドビル1階の毎日書道会ショーウインドーに展示されています。展示は来月3日まで。

 安藤さんは1951年、愛知県豊田市生まれ。中学で書に興味を持ち、山梨県の都留文科大で書家・刻字作家の渡辺寒鴎(かんおう)さんに師事して刻字の魅力にとりつかれました。2007年の第59回毎日書道展(毎日新聞社など主催)で最高賞の文部科学大臣賞を受賞しました。現在は日本刻字協会理事長などを務めています。。

 展示作品は刻字と書の各2点。木板を彫る刻字は立体的、かつ大きな作品で、施された彩色によって迫力満点です。「書のアート」とも呼ばれる刻字の魅力が楽しめます。

 パレスサイドビル恒例の夏の風物詩、七夕飾りが今週、登場しました。色鮮やかな吹き流しや、短冊を結わえる笹の葉飾りなどをビル1階・地下1階中央廊下や吹き抜けなどに設け、華やいだ空間を演出しています。

 7月7日の七夕は、織姫と彦星が1年に1度会うことが許された日。吹き流しは織姫の織り糸を象徴しており、織り糸を垂らした形を表して、機織り(はたおり)や技芸の上達を祈願しました。ビルが天井から吊るした大きな吹き流しは27本あり、うち6本は「仙台七夕まつり」で飾った長さ3.5㍍もある豪華な吹き流しなどです。1階と地下1階の各店舗や事務所の前にミニ笹の葉飾りを掲げました。

 願い事を短冊に書き込むコーナーもあり、ランチ客らが願い事を書いた短冊を笹の葉飾りに結わえていました。

 銘菓を中心に埼玉の数多くの食品を集めた物産展が9日、パレスサイドビル1階の正面玄関わきのフリースペースで始まりました。行田市名物の「十万石まんじゅう」をはじめ、全国ブランドとなった「草加せんべい」など200種を超える菓子や珍味などが並び、初日から客が引きも切らない盛況ぶりでした。

 店側によると、埼玉は東京の隣と近いものの、足を運ぶ機会が少ないためか、見たことも、食べたこともないという商品が少なくありません。物産展では県内の「道の駅」や、祭りなどの各種イベントで出品される菓子などの食品を厳選し、販売しています。

 熊谷市などの銘菓として知られる「五家宝(ごかぼう)」や、川越特産のサツマイモを用いたまんじゅうやカステラなど、甘党にはたまらない商品がズラリ。埼玉名物の肉汁うどんや、秩父名物の「自然薯そば」「くるみ生そば」「そうめん」類も豊富です。物産展は今月13日(金)まで。

 「燃える男」「ミスター・ジャイアンツ」と呼ばれ、プロ野球・巨人の名三塁手として活躍した長嶋茂雄さんが3日朝、89歳で亡くなりました。天覧試合で放った劇的なサヨナラ本塁打など、大舞台で無類の勝負強さを発揮し、野球ファンの枠を超えて国民的な人気を誇りました。

 現役を退いた後、巨人の監督を2期15年にわたって務め、2003年1月にアテネ五輪出場を目指す日本代表監督に就任したものの、翌04年3月に脳こうそくで倒れました。懸命のリハビリで回復し、13年5月に愛弟子の松井秀喜さんとそろって国民栄誉賞を受賞しました。

 その年の7月、長嶋さんは東京ドームで開かれていた社会人野球の最高峰、第84回都市対抗野球大会(毎日新聞社など主催)の1回戦を観戦しました。試合前の練習をグラウンドで見つめながら、「僕はここで野球をしていたからね。やっぱりいいよね。思わず(グラウンドに)出てしまった」と語りました。また、野球関係者に向けて長嶋さんは「野球はやはりいい。みんなで日本の野球を強くしていこう」と呼びかけていました。

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