パレスサイドビルで4月27日、約50人が参加して「震災対応訓練」が実施されました。夜中に発生したとの想定で開始、毎日ビルディング社員らが到着して救護所設置、負傷者対応の段取りも確認しました。
毎日ビルディングは春と秋、テナントのみなさんも参加した大規模な消防訓練を屋上で行っていますが、これ以外にも、年に数回、毎日ビルディング社員、警備、設備管理、清掃を委託している協力会社員による震災対応訓練も実施しています。
今回の訓練は「夜間に震度6の地震発生」との想定で、初めは1階西の玄関わきにある防災センターに詰めている警備員、地下の中央監視室に常駐している設備管理員ら、協力会社員が設備点検、仮対策本部の設置など初動対応を確認しました。
続いて15分後に毎日ビルディング社員が駆け付け、5階の毎日ビルディング事務所内に正式の対策本部を置き、本格的な災害対応に取り組む手順をおさらいしました。
とくに、東1階喫煙所付近で火災が発生、天井が崩落してけが人が発生したとの想定で、正面玄関脇に「救護所」を設置し、負傷者の救護訓練をしました=写真㊤。
救護所設置では、5階ビル事務所や地下2階の東西にある倉庫から担架、救急医薬品、AED、ブルーシート、毛布、椅子、机、簡易ベッドなどを1階東に運ぶとともに、負傷者役の6人のけがの程度のや連絡先の聞き取りなどの手順を確認しました。
訓練終了後の午前11時から「検討会」を行い、報告漏れ、指示の不徹底、対応の遅れ、資器材の不足などの反省点も洗い出し、今後の課題を確認しました。
毎日ビルディングでは、安心・安全を第一に、施設・設備の整備はもちろん、今回のように、実際にマニュアルに沿った動きをしてみて、いざという時に的確に対応できるよう、今後も訓練を重ねていきます。